エクセルVBAでのシステム開発・保守を低コストで行うためのライブラリ "dLib for Excel VBA"
エクセルマクロでのシステム開発では、多くのプログラマーが、以下の問題に遭遇します。
- データやレポートの仕様変更に合わせてプログラムのコードを書き換えなければならない
- 新プロジェクトごとにありきたりの計算をくり返さなくてはならない
- 処理の記述が冗長になる
弊社が開発したライブラリ"dLib for Excel VBA"は、そのような、プログラミングで生じる不便を解消するためのものです。
1. Excel VBAのプログラマーは、データやレポートの仕様変更に合わせてプログラムのコードを書き換えなければならない
Excel VBAでのプログラミングでプログラマーを頻繁に悩ませる問題は、データやレポートの仕様変更にあわせて、プログラムのコードを頻繁に書き換えなければならないということです。
エクセル仕事では、アクセスやウェブベースのシステムと異なり、ユーザが利便性のために、エクセルファイルに対して以下のような更新を所望することが頻繁にあります。
- 表の開始行を変更する
- 表の開始列を変更する
- 表の中での列の並び順を変更する
- 表の所在を別シートに変更する
- 表の所在を別ファイルに変更する
プログラマーがプログラムを書くのはユーザの利便性向上のためですから、このような仕様変更への要求には極力応えられることが望ましいです。
一方、上記のような改変は、一般ユーザにとっては大したものではなくても、プログラマーにとっては大きな負担になることがあります。
2. Excel VBAのプログラマーは、新プロジェクトごとにありきたりの計算をくり返さなくてはならない
Excel VBAでのプログラミングでプログラマーを頻繁に悩ませる問題は、過去に別プロジェクトで何度も経験したコーディングを新しいプロジェクトに向き合うたびに再度行わなくてはならないということです。
中程度以上の規模のシステムを作るプロジェクトに新たに取り組む際、多くのプログラマーが、以下のような作業を無意識に行い、または、以下のような作業をする関数をそのプログラム用のモジュールに追記する作業を行っていることでしょう。
- 表の開始行の行番号を調べる
- 表の最終行の行番号を調べる
- 表の全データの中で最大のID値を調べる
- 所定のID値を有するレコードの所在する行の行番号を調べる
- 所定の列に所定の値を有するすべてのデータの配列を作る
弊社が開発したライブラリ"dLib for Excel VBA"は、そのような、プログラミングで生じる不便を解消するためのものです。
dLibを使ったコーディング例
dLibを使ったコーディングのデモを用意しました。
以下より、御覧ください。
dLibの使い方-基本編
dLibの使い方-簡単なアプリケーションを作ってみる
dLibの使い方-複数ファイル・複数シートにまたがる処理
dLibの使い方-種々のAPI
ライセンスとダウンロード
以上のとおり、 dLib は、Excel VBAでのシステム開発を容易にします。
中小企業はもとより、SAPなどの大型CRMを導入している、または導入検討中の大企業向けにもおすすめです。
dLibは、無償で利用できます。
dLib本体内に記載のとおり、dLibクラスモジュールの内容を改変しての無断再配布を厳に禁止します。それ以外には特に制約はありません。
dLibのバージョン履歴
- version 5.1 : 2018/03/04
キャッシュの仕組みを実装 - version 4.2 : 2016/07/26
パフォーマンス向上のための内部コード全面みなおしを実施
dLibについてのお問い合わせ
お問い合わせは、以下よりお願いします。
dLibについてについてのお問い合わせはこちら
dLibの最新版は、以下の講座の閲覧ページからダウンロードできます(無料、要ログイン)。
dLib最新版ダウンロード
2024年12月02日 13:46
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