Python習得→成功のストーリー: 「OCRで画像認識するRPA」も「工場現場のためのウェブアプリ」も自由自在
「Pythonデータ分析ゼミ」の説明会、ゆっくり実施頻度を上げています。
ご希望されているみなさんには、追って候補日時のご案内いたします。よろしくお願いいたします。
「まだ優先案内の希望は出してないよ」という方は、以下のフォームをご利用ください。
ご連絡いただいた方から優先して説明会への優先案内をいたします。
https://forum.pc5bai.com/toiawase/request/python-data-priority-invitation/
前回のメールでご紹介した以下の事例、大変な反響でした。
「画像認識するRPA」を作って、「毎月1,000件の手入力」を自動化された事例
https://forum.pc5bai.com/article/rpa-by-python/
Pythonて、こんなことができるの?!
というか、
自分にも、こんなことができるようになるの?!
という、驚き...的なコメントなどもいただきました。
「OCR」とか「RPA」とかは、やはり話題になりますね。
- OCR: 紙から自動的に文字を読み込む
- RPA: 人間の代わりにパソコンを操作する
と、そんなプログラムです。
今回は、Python 講座受講半年で「画像認識するRPA」を作って実務で活用されたIさんの声をひきつづきご紹介します。
前回は「毎月1,000件の手入力作業をRPAで自動化した」という部分についてだけでした。
今回は全文+αです。
どのように学習を進められたのか、あなたにもイメージが湧くかと思います。
(途中、一部、僕から用語の注釈があります)
小川先生、みなさま。
おはようございます。私もPythonを学んでよかったなーという体験を書き込みます!
・基礎からしっかり理解できた
自己流で学んでいたPythonでしたが、なんとなくしか理解していませんでした。まあ、VBAもそこそこ書けるからだいじょぶっしょ。みたいな。
しかし、基礎からみっちり学ぶことでものすごい腹落ち感がありました。
とくにPythonicな考え方、コーディングスタイルを身につける事ができました。・会社の業務を相当自動化できた
VBAでは難しい(できないわけではないがいろいろ問題がありそう)自動化を行えた。例えば以下のようなものをバッチ処理できるようになりました。
- 他社が開発したAccessのを自動操作
- 取引先とのデータ連係に必要なデータをDBから抽出し、TSVファイルに整形
- 取引先システムにデータアップロード
- ファイルサーバー上の不要になったファイルを定期的に掃除
- APIが存在しない、さらにデータ入力を全て手入力しないとならない取引先指定のEDIを自動操作。データ入力件数が毎月1000レコード以上あり、CSVアップロードもできないという悲惨なシステムでしたが自動化。
(注: TSVファイルとは、CSVファイルみたいなもの。テキストファイルとして開いてみるとわかりますが、違いは、区切り文字が Tab か Comma かという点だけです。 Tab だから TSV, Comma だから CSV です)他にはDjangoで以下のようなことができるようになりました。
- 現場で製造した製品の出荷前品質検査の証拠写真をワンストップで行えるように。
以前は個人のスマホで撮影→スマホとPCをUSBケーブルで接続し写真を撮りだし→リネーム→ファイルサーバーに格納。という手間がなくなった。
(注: Djangoとは、Pythonの応用技術。ウェブサーバを立てられる)
- 図面をタブレットで閲覧できるように。
設計者が作図した図面を検索・閲覧するのに以前はPC上で行う必要がありました。
検索もWindowsエクスプローラーからだとめちゃくちゃ時間がかかっていました。
ですが、Djaogoモデルに取り込むことで爆速に。
図面もTiff形式なのでPCでしか閲覧できませんでしたが、リクエストされたタイミングでJpeg変換・表示させることでAndroidタブレットでも閲覧可能に。・新しい世界を知るきっかけに
PyConというカンファレンスのボランティアスタッフとして関わるきっかけになりました。ざっと思いつくところだとこんなところでしょうか。
「学んで良かったこと」をまとめると...
彼の「学んで良かったこと」をまとめると、以下のとおりかなと思います。
- 基礎からしっかり学んだ
- 会社でOCR/RPAを使って成果を出した
- 工場の現場の方向けのウェブアプリを作ってリリースした
1. 基礎からしっかり学んだ
「基礎をしっかり学ぶ」て、けっこうみなさんやらないんです。
で、なおざりにしたところが抜け穴になって、難しい技術を試そうと思っても、ちんぷんかんぷん。
何がなんだかわからない。
だから、「OCR」も「RPA」もムリ。「現場で動くWebサーバを立てる」なんてのもムリ。「データ分析」もムリ...。
そういう方、世の中で多く見かけます。
あとで紹介しようと思っていますけど、 alice さんという受講生の方がいまして、これまたすごい成果を出されている女性なんですが、彼女も、こうおっしゃっています。
小川先生も説明されていましたが、基礎をがっつりやるのがゼミのめちゃ良いところ&ありがたいところだと思います。
こんなに基礎をがっつりやる講座ってなかなかないし、また深いところまで安心してぐいぐい質問できる環境ってないのではないかと感じています。
なのでそれが必要な方に伝わったら嬉しいなぁと思います。
基本的なところの説明は、僕は、大好きですし、得意ですので。
(基本情報技術者資格を有しています。また、前職ではプログラム関連の特許関連の仕事をしていたので、「これって、どういう技術なの」というところを、俯瞰した目で説明するとかも得意です)
基礎をしっかりやりましょう。
基礎さえしっかりモノにすれば、「OCR」も「RPA」も「現場で動くWebサーバを立てる」も「データ分析」やりきれます。
すべては、どのように学ぶか次第。
2. 会社でOCR/RPAを使って成果を出した
「Pythonウェブプログラミング『ゼミ』」というタイトルの1年間サポートの講座でした。
通常だと、「講座内容を大きく離れた内容には答えられません」となりますが、「ゼミ」だと、こういうサポートができます。
OCRもRPAも、僕自身は教えてないのです。
学んだ基礎を活かしてご自身でトライされ、そして、掲示板で「こんなのを作ってみたんだけど、あと少し思うようにいかない」と相談されました。
「そういうことであれば」ということで、僕もがっつりサポートさしあげました。
3. 工場の現場の方向けのウェブアプリを作ってリリースした
これも、かなりヘビーな案件でした。
サーバ内部で「Tiff形式」というやや特殊な形式の画像ファイルを「Jpeg形式」に変換して、アンドロイド端末には、「Jpeg形式」のものを見せるという...。
しかも、この作業は何度もやると結構重たいので、裏側では、サーバに負荷がなんどもかからないような仕組みを実装されています。
ほか、ライブゼミでは、ウェブアプリの内部構造についての情報シェアもありましたので、その機会にデータベースの構成についてのアドバイスもさしあげました。
(アドバイスの内容は、中の上レベルです)
ブラウザの仕組み、ウェブサーバの仕組みといったことについてしっかり学ばれて、Python、PythonでのWebサーバ構築についてしっかり学ばれて、そのうえでの成果です。
Iさん、本当に、相当な技術力です...心からレスペクト。
大切な3つの要素
そしてやはり...Pythonレベルの技術を学ぶとなると、以下の3つの条件が大切かなと思います。
- 教材と指導者に恵まれたこと
- 対話型の「直接指導」を受ける機会が多かったこと
- いっしょに学ぶ仲間がいたこと
1. 教材と指導者に恵まれたこと
すでに書いたとおりです。
基礎をしっかり学べる教材を選ぶこと。先生には、基礎をなおざりにしないでしっかり学ばせてくれる指導者を選ぶことです。
2. 対話型の「直接指導」を受ける機会が多かったこと
Iさんの成果に至るプロセスでも、僕からの介入が多かったことが分かるかと思います。
自分より上手な人、成功/失敗体験をすでにしている人から指導を受けられる機会があることが大切です。
3. いっしょに学ぶ仲間がいたこと
今回も aliceさんという方からのコメントを紹介しましたが、やはり、いろんな方とやりとりしつつワイワイ学べる場に参加するのが、成功の秘訣です。
今後のあなたの学びの参考にしてください。
今回のメルマガ、いかがだったでしょうか。
ぜひ、フィードバックをお寄せください。
「Pythonを学ぶのにどんな準備が必要ですか」、「自分にもできますか」、「こんなことも聞いてみたい」、等々、何でもお気軽にどうぞ (^^*
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去年-今年にかけて実施した「Pythonウェブプログラミングゼミ」同様、手厚いサポートであなたをはじめとした多くのみなさんを成功に導きたいと思っています。
まもなく募集開始しますので、楽しみにしていてください (^^*
一部の方には、もう説明会等行っています。「待ちきれない」、「どんな講座か知りたい」という方は、以下のフォームからご連絡ください。
優先して説明会への優先案内をいたします。
https://forum.pc5bai.com/toiawase/request/python-data-priority-invitation/
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https://forum.pc5bai.com/article/rpa-by-python/
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