Python上達の「簡単」かつ「確実な方法」とは
ガラパゴスタディーの小川です。
https://forum.pc5bai.com/company/#ogawaprofile
「Pythonデータ分析ゼミ」の説明会、ゆっくり実施頻度を上げています。
ご希望されているみなさんには、追って候補日時のご案内いたします。よろしくお願いいたします。
「まだ優先案内の希望は出してないよ」という方は、以下のフォームをご利用ください。
ご連絡いただいた方から優先して説明会への優先案内をいたします。
https://forum.pc5bai.com/toiawase/request/python-data-priority-invitation/
前回のメールから上記リンクを紹介しているのですが、「優先案内希望」というリクエストが続々届いています。
長い間首を長くして待っていました。よろしくお願いします。
データ関連初心者です。分析ツールとRPAを少し仕事で使っています。
Python難しそうですがとても興味あります。前回の講座ときから興味がありました。
明確に何に使うかがありませんでしたが、最近、不動産の管理ツールを作れたらなーっていう思いが湧いてきました。
よろしくお願いいたします。お世話になります。
職場ではExcelマクロを活用することで業務の短縮、精度を向上させたことが評価されています。
次のステップとして、Pythonを学んで、更なる貢献をしたいです。
等々、みなさんのメッセージすべて読ませていただいています。
しかし...やはり、目に留まるのは、「Pythonをがんばって学んでみたことがあるんですが、そのときは挫折しました」、「いちおう学んだのですが、使いこなせません」という声。
たとえば、以下のような感じです。
Python学習は過去に独学で挫折しました。 今度こそ身に付けたいと思います!
会社でRPAを少し使ったりPythonのセミナーを受講しています。
なのですが、いまいち業務にどう使えるのかが見えてきません。
実務で使えるようになりたいと思っています。Pythonを自己流で学んでいますが、いまいち腹落ちできていません。
基礎からみっちり学び、Pythonicな考え方、コーディングスタイルを身につけたいです。
高度なデータ分析をできるようになりたいと考えています。いつも為になるメールマガジンをご案内いただき、ありがとうございます。
以前、VBAの講座を受講し、そこで学ばせていただいた事を自社の業務の効率化に活かしております。
現在、Pythonを独学で学習しておりましたが、テキストのコードをトレースするだけで、中々腑に落ちず苦戦しているところです。
今回の説明会のご案内をいただき、是非参加したくエントリーさせていただきました。よろしくお願い致します。
その一方で、前回までのメールでご紹介したみなさんのような、「Pythonを学んで、周囲をびっくりさせるような成果を出されている方」もいらっしゃいます。
「DX人材」として社内で口コミされる人とは
https://forum.pc5bai.com/article/known_as_a_dx_expert_in_your_company/
なぜ、「文系出身、PC,IT知識ほとんどなし」の彼は「Pythonデータサイエンティスト」への道を自信を持って歩めるようになったのか
https://forum.pc5bai.com/article/how_to_be_a_data_scientist/
「画像認識するRPA」を作って、「毎月1,000件の手入力」を自動化された事例
https://forum.pc5bai.com/article/rpa-by-python/
Python習得→成功のストーリー: 「OCRで画像認識するRPA」も「工場現場のためのウェブアプリ」も自由自在
https://forum.pc5bai.com/article/how-to-by-python-mastery-ocr-rpa-web-programming/
Python 言語のようなスキルを習得するには、何が必要なのでしょうか。
「Python学習で挫折してしまう人」や「実務で使いこなせない人」がいます。
一方で、「周囲をびっくりさせてしまうような成果を出せる人」もいます。
何がこういう違いを生じさせているのでしょうか。
実務で活用できるようになるには、どういうことをどのように学べば良いのでしょうか。
いちばん苦痛なくスキルを習得できる方法って、どのようなものなのでしょうか。
ということで、今回は、『「神受講生」の「学び方」から学ぶ、「Python上達の簡単かつ確実な方法」とは』と題して、「Pythonスキル上達の最短ルート」について書きたいと思います。
これからお伝えするのは、Pythonに限らず、エクセルマクロの学習でも活きる「万能な方法」です。
ITスキルの学び方には、コツがあります。
今回紹介する受講生さんの生々しい体験を参考にしてください。
「良質な教材」を「5回くりかえす」
「Pythonウェブプログラミングゼミ」に参加された alice さんという方がいます。
横浜の港に近いところで働いている、事務の女性です。
aliceさんも、「Pythonウェブプログラミングゼミ」での学びを活かされています。
講座受講開始数ヶ月の段階では、インボイス番号をネット経由で国税庁に自動で問い合わせるPythonプログラムを作られていました。
ほかにも
- PDFファイルの解析や分割、結合をするPythonプログラム
- フォームから情報入力して自動処理するPythonプログラム
- 一定条件にマッチするファイルやフォルダをアーカイブ用のファイルサーバに移動させるPythonプログラム
等々。
1年のゼミ期間中にも、いろいろ書いては、ゼミ中に情報シェアしてくれました。
そして、ほかの受講生の方からフィードバックを受けたり、僕からの添削を受けたりされていました。
ご自身のプライベートでも、ウェブブラウザ経由でどこからでも使える健康管理系のアプリを作られたりしています。
あと、「職場をなごませるダジャレアプリ」なども...作られているそうです (^^;
(楽しまれてますね v(^^* )
「Pythonウェブプログラミングゼミ」受講後も、あちこちで勉強会等に参加し、Pythonだけでなく様々なIT分野で学びと活用の幅を拡げられています。
そんな彼女が、「Python日記」という楽しい(?)日記を書かれています。
その中から、「Python学習で挫折してしまう人」や「実務で使いこなせない人」という方のために、以下の記事をご紹介しようと思います。
Python日記vol.16🐍デプロイ練習7日間
https://note.com/alice37308108/n/n397ae0a36353
なお、「デプロイ」というは、Pythonで書いたプログラムをウェブブラウザから使えるようにすることで:
- Linuxサーバを構築して
- 自分が書いたPythonプログラムやほかもろもろをインストールして
- ウェブアプリとして、どこからでもブラウザから接続できるようにする
という一連の作業のことです。
その前後には
- Linux サーバを借りる
- ドメイン名で接続できるようにする ( http://alice.pc5bai.com みたいな感じで)
- 通信を暗号化する ( https://alice.pc5bai.com みたいなURLで)
等々、様々な付帯作業もあります。
はっきり言って、一般事務の方には「敷居が高すぎる」と感じられるような内容だろうと思います。
もちろん、彼女も、 Linux の経験なんてさっぱりありませんでした。
が、そこは、僕が作った教材ですので...。
もちろん大丈夫です v(^^*
以下の教材で学んでいただきました。
Linux 初心者のための、コピペでできるサーバデプロイガイド
https://forum.pc5bai.com/lesson/course/108/
aliceさんも、最初は:
はじめてのデプロイ、はじめてのLinux、はじめてのvimエディタに「うげっ、難しそう😵💫これ絶対できない😱」と思ったのですが、最終的にはできるようになりました🎉
とおっしゃっていたのですが...。
なんと、最終的には、30分程度で全作業を終えられるようにまでなりました v(^^*
上記の記事から、aliceさんの1週間の練習の様子を抜粋します。
1日目(2023/05/14)
「うげっ、難しそう😵💫これ絶対できない😱」と思っていたので、まぁ後回しにしていたのですが、Linuxやりませんかーと誘われたので練習会に参加しました。
途中までできればいいかな?と思っていたのですが、だんだんその日のうちにデプロイしたい!と思ってお出かけやご飯やイッテQや鰹塾をはさみながらちょこちょこやること開始から12時間、デプロイできました🙂
(とりあえずできるという経験を自分にさせてあげたかった)IPアドレスでのデプロイでしたが、本当にじーんときました。
嬉しくて泣きそうになりました。からのテンションが上がりすぎて全然寝れなかった💦
交感神経がバリバリに入るようなことは寝る前にやるのはやめましょう。
アドレナリンを出すのはそこそこにしましょう。
2日目(2023/05/15)
「デプロイの練習を5回やりましょう」的な話になったのでやることにしました。
4日目(2023/05/17) - (練習1回目)
2時間くらいやってみたけど、エラーが出てうまくいかなくて途中でなかったことにしました
でもはまるといろいろ調べるのでちょっとずつ覚えていくんですよね。
できることが1つ増えていくごとに「○○ができるようになった、すごい👍」となっていました。
5日目(2023/05/18) - (練習2回目)
コピペしないで自分で書くコマンドもこのころには全体の流れがイメージできるようになりました。
7日目(2023/05/20) - (練習4回目)
最短でやったらどのくらいでできるのかな?と思ってやってみたら2時間くらいかかっていたのが30分くらいになりました。
もはや作業。あの感動はどこへいった??
淡々とやるのはいいのですが、あまり淡々としすぎると作業になるんですね。
もはや仕事の日常処理をしている感じでした💦
あたりまえとありがたいは反比例するんですね。
何をするにしてもありがたい感と幸福感は感じていたいと思いました。
(よくわからない反省)
あと、最初のころに感じていた疑問はだいたい解決できました。
「このタイミングでこれをやったら良いなー」とかがわかってくるのは仕事と一緒ですね。
いかがでしょうか。
やる前から「もう、絶対無理!」なんて言われていたことですが。
実際、初回は、ほかのことで気を紛らわせたりもしながら、休み休みで12時間かけてようやくできていたことが...。
何回か練習をしているうちに、「30分でできました。もはや作業。あの感動はどこかいった...」というようなレベルに到達してしまうわけです。
こうなれば、こっちのものです。
もう、僕なんかいなくても、自分でどんどん学びを深めていくことができます。
そして結局、最後はご自身で作られた健康管理アプリをウェブで公開されました。
パソコンからでもスマホからでも気軽に入力できるようになったので「お昼ごはん何たべた」とかの入力がとても便利になりました。
よくエクセルでこういうツールを作られる方がいらっしゃいますけど。
エクセルだと、「いつでもどこでも」というわけにも行かないですし、結局なかなか使わなくなってしまいますよね。
「自分で書いたアプリが、どこからでも使える」というのは、ここまでのレベルに到達できた方の特権みたいなものです v(^^*
ということで、aliceさんの取り組みについて、ポイントと言えそうなところを引用しつつ紹介させていただきました。
「スキルの習得とはどういうことか」ということがとても良くわかる記事です。
ぜひ、みなさんも以下のリンクをクリックして、実際に記事を読んでみてください。
「Pythonを学ぶ」ということがどういうことなのか、リアリティを持って体感できるおすすめの記事です。
Python日記vol.16🐍デプロイ練習7日間
https://note.com/alice37308108/n/n397ae0a36353
「Python上達の最短ルート」とは
Python上達の最短ルートをたどるには、以下の3つの条件が大切です。
- 教材と指導者に恵まれること
- 対話型の「直接指導」を受ける機会が多いこと
- いっしょに学ぶ仲間がいること
1. 教材と指導者に恵まれること
どんな学習でも、「教材」と「指導者」というのはとても大切な要素です。
aliceさんは、「5回練習する」ことで、「LinuxにPythonを入れてウェブアプリをリリースする」なんていうことがスラスラとできるようになりました。
なぜ、5回で見違えるような成果が出たのか?
それは、効果的に学べる教材だからです。
ネットで適当に見かけたコードを写経するだけでは上達しません。スキル習得に本当に資する教材を見つけるには、かなりのセンスが必要です。
センスに自信がない方は、迷わず僕の指導を受けてください。
では、なぜ、5回やれたかの?
教材がそれだけおもしろくて、使いやすくて、また、くりかえすごとに学びがあるようなものだからです。
そして、「5回やりましょう」というアドバイスをもらえたからです。
IT系のトレーニングは、5回くりかえすと、世界がぜんぜん変わります。
実はaliceさんは1年間の「ウェブプログラミングゼミ」の期間に何度も僕からそういうアドバイスを受け、いろんなアプリを作る過程でその感覚を実際に得られていました。
冒頭に紹介した「インボイス番号をネット経由で国税庁に自動で問い合わせるPythonプログラム」のときも、そうでした。
「ようやく書き上げられました...。とりあえずなんとか動いています。うれしー。でも、ひ~大変でした~」と、サポート会ではそんな感じのことをおっしゃっていたaliceさんでしたが、僕から、「これ、書き直しましょう。イチから書き直すとすごく上達しますよ」としつこくアドバイスをしました。
結局、アドバイスに忠実に従って書き直しを何度もされた体験が、彼女にとってとてもプラスになっています。
当時のaliceさんが書かれた日記もシェアします。
https://note.com/alice37308108/n/nccfc63f2f4f6
当時のやりとりが「ウェブプログラミングゼミ」の掲示板に残っています。
以下のようなやりとりです。
もくもく会の宿題をこちらに提出します(●'◡'●)
【宿題】
私が以前書いたコードを写経して、かかった時間&感想を投稿する(5回くらい)【宿題の経緯】
10/29のもくもく会で、ざっくりというと次のような会話をしました。
(多分ニュアンスはあっているはず。)小川先生「自分で書いたコードを写経した方がいいよ」
aliceさん「小川先生のコードは写経する価値があるけど、私のコードはしょぼーんすぎて写経する価値ないと思う(#`-_ゝ-)」
小川先生「価値があるとかないとかいう前に写経しなよ」
aliceさん「ぐぬぬぬぬ(≧﹏ ≦)」という会話を30分くらいした結果、宿題をすることになりました。
よく考えると、小川先生は根気強くいらっしゃる。ありがとうございますm(__)m
そして、お付き合いいただきましたみなさんもありがとうございました。
僕は、役に立つ教材しか作りませんし、役に立つ学習方法しかお伝えしません。
基礎から体系的に学べるような教材を用意していますし、体系的に学べる学習方法をアドバイスしています。
この点は、どんなときもブレません。
2. 対話型の「直接指導」を受ける機会が多いこと
ゼミ内で「もくもく会」と呼んでいるオンラインサポートの場や掲示板等、直接対話をできる場が多くあることが大切です。
対話の機会、画面共有して操作を見せてもらいながらのアドバイスの機会など、直接指導の場があればあるほど受講生にとっては有利です。
また、参加者全員が効率的に学べるように、このような対話の内容は原則すべてゼミ生に共有しています。
3. いっしょに学ぶ仲間がいること
Linuxやりませんかーと誘われたのでもくもく会に参加しました
とおっしゃっていたaliceさんでしたが、このサポート会のときも、オンラインでいっしょに学ばれている方が何名かいらっしゃいました。
「ほかの方といっしょの場で、ワイワイやりながら」というのも、上達にはとても有利です。
同じレベルの方同士、失敗のグチを聞いてもらったり、講師もいたならば、「あ、今、○○さんが、『初心者がやりがちな典型的なミス』やっちゃいました。なので、サポートついでに参加者のみなさんにシェアしますね」と、講師から情報共有があったり。
aliceさんが「インボイス番号検索プログラム」の書き直しに5回チャレンジされているときも、ほかの多くの方から応援されていました。
やっぱり、こういう場があると挫折しにくいですね。
「ひとりでやりきる」というのは、相当の根性と意志の固さと、元々のセンスのようなものが必要です。
それは、言ってみれば、ひとり乗りの船で、海図もなしで、あてもなく船を漕ぎまくるようなものです。
この点、「ゼミ」のような場で「みんなでわいわい」となると、「クルーズ船に乗ってみんなでワイワイやっている間に、気づいたら成果がでている」と、そんな感じの学習体験になります。
学びにかかる負荷が段違いです。
ということで。
「Pythonスキル上達の最短ルート」について書いてきました。いかがだったでしょうか。
ポイントは:
- くりかえし取り組んでも楽しめるような良質な教材を見つけ、5回くりかえす
- 上級者のアドバイスを受けやすい環境に入る
- 仲間とワイワイやる
というところでしょうか。
今後のあなたの学びの参考にしてください。
今回のメルマガへのフィードバックをお寄せください。
「Pythonを学ぶのにどんな準備が必要ですか」、「自分にもできますか」、「こんなことも聞いてみたい」、等々、何でもお気軽にどうぞ (^^*
以下よりお願いします。(フィードバックフォームを新たにつくりました)
https://forum.pc5bai.com/news/feedback/how-to-learn-python-speedy/
新らしい学びの場として、今、「Pythonデータ分析ゼミ」を準備しています。
去年-今年にかけて実施した「Pythonウェブプログラミングゼミ」同様、手厚いサポートであなたをはじめとした多くのみなさんを成功に導きたいと思っています。
aliceさんはじめとした「Pythonウェブプログラミングゼミ」参加者のみなさんのような成功をあなたも受け取れるように、僕もしっかりサポートしたいと思っています。
一部の方には、もう説明会等行っています。「待ちきれない」、「どんな講座か知りたい」という方は、以下のフォームからご連絡ください。
優先して説明会への優先案内をいたします。
https://forum.pc5bai.com/toiawase/request/python-data-priority-invitation/
このテーマのバックナンバー:
Python習得→成功のストーリー: 「OCRで画像認識するRPA」も「工場現場のためのウェブアプリ」も自由自在
https://forum.pc5bai.com/article/how-to-by-python-mastery-ocr-rpa-web-programming/
「画像認識するRPA」を作って、「毎月1,000件の手入力」を自動化された事例
https://forum.pc5bai.com/article/rpa-by-python/
なぜ、「文系出身、PC,IT知識ほとんどなし」の彼は「Pythonデータサイエンティスト」への道を自信を持って歩めるようになったのか
https://forum.pc5bai.com/article/how_to_be_a_data_scientist/
「DX人材」として社内で口コミされる人とは
https://forum.pc5bai.com/article/known_as_a_dx_expert_in_your_company/
2024年11月20日 21:41
小川 慶一さん
2024年11月20日 21:28
AIユーザさん
2024年11月14日 17:04
小川 慶一さん
2024年11月13日 18:12
AIユーザさん
2024年11月13日 18:11
田中 宏明さん