「フォーム」を作って大量データを処理しよう - Python デモ

昨日ご紹介した「交通費精算完全自動化」のデモ、かなり大きな反響がありました。
「まさに、私が困っていた仕事です」、「ちょうどいろいろあったところで、今回のデモを見てピンときました」等々、いろいろメッセージをいただいています。

Pythonは、使いこなせるようになると、仕事がスラスラ片付きます。
そしてなにより、とても楽しいです。
そして、周囲に対してインパクト大きいですね。「あの人、Python書けるらしいよ」、「あの人のあの仕事、Pythonでやったらしいよ?」「え?なにそれ、あんなの、できる人いるんですか?」等々。あなたがPythonで成果を出しはじめたら、多くの方から、いろんな関心をもたれるようになるかもしれません。

「DX改善のエース候補社員」として役員会議で名前が取り上げられるような存在にもなれるでしょう。

ということで、今回は、一昨日~昨日とはまた別のデモを用意しました。

ちょっと凝ったアプリですので、「誰でも、すぐに作れるようになりますよ」というものではありません。
ですが、「Pythonでこんなこともできるんだ!」と知っておくのは、とても有意義かと思います。社内でDX改善についての打ち合わせなどがあったときにも、こういうデモをちらっと見た経験があるかどうかで、できる発言の内容も質もぜんぜん変わってしまいます。

「フォーム」を作って大量データを処理しよう - Python デモ

今日は、『「フォーム」を作って大量データを処理しよう』というお話です。

「Pythonを使ってOCRを実行すれば大量の紙の領収書の入力なども、ほとんど自動でできるようになります」という話を前々回にしました。

ですが、いくら手入力不要とはいっても、最終チェックは必要。
でもそのとき、出来上がった一覧表にデータが何十件~何百件とあると、ちょっと「クラッ」と来ますよね (^^;

「ん?このデータ、ちょっと怪しいぞ」と思っても、OCRの元データになったスキャン画像を探すのも大変...。

そんな思いは、したくないですね。

そこで...そういうときは、「フォーム」を使います。
Pythonでフォームを起動できます。以下のページの動画のサムネイル画像のような感じです。

【デモ動画 - 無料&ログイン不要ですぐに閲覧できます】
「フォーム」を作って大量データを処理しよう - Python デモ
https://forum.pc5bai.com/lesson/page/2367/

タイトルのとおり、「フォーム」を作って大量データを処理しようというデモです。


上の画面では、左側のウィンドウの上部に一覧表の一部を、そして、下部には、その中で選択した行のデータを表示しています。
そして、画面中央のウィンドウには、OCRの元データとなった画像ファイルを表示しています。
こうすることで、OCRの認識結果と元画像を見比べながら効率的にデータチェックができます。
画像ファイル表示の拡大/縮小や回転も思うがままです。

こんな感じのレイアウトのフォームを準備すれば:

  1. 元の紙データの中身を必要に応じてチェックする
  2. 必要に応じて詳細画面で値を更新する
  3. 「更新」ボタンで修正完了!

といった具合に、だいぶ負担感少なく作業をできるようになります。

不正な値のチェックも自動的にやってくれます。
たとえば、「税込価格が550円、税抜価格も550円」なんていうデータがあったときに、保存しようとすると「税込価格と税抜価格の計算が一致しません!」といった警告文がプログラムが勝手に出してくれると、仕事はだいぶ楽になりますよね。
こういうことは、人間がチェックするものではありません。機械にチェックにさせる仕組みを作るのが正解です。

ほか、日付が入るべき列に「商品コードの文字列」のような謎データが入っているときには、警告して更新を受けつけないなど...。
やり方はいろいろ考えられます。

なお、「フォームを作る」となると、「初心者でもOK」というわけにはちょっといきません。
「中級に入りたてくらいの方が、苦労しながら、AIも活用して、なんとかやり遂げられる」というくらいの技術レベルでしょうか。

とはいえ、「Pythonデータ分析ゼミ」に参加された方には、実際のコードを見せていただければ直接アドバイスできるので問題解決/上達は早いかなと思います (^^

一昨日ご紹介したOCRにしろ昨日ご紹介した交通費精算にしろ今回のフォームを使ってデータチェックにしろ。

「一度作ったら半永久的に使える仕組みだ」というのは、とても大きいです。

ですが、一度作りきれたならば、こちらのものです。
「やりきった!」という自信もつきますし、これまでのデモで紹介したような別のプログラムも「どんどんやってみよう」と思えるようになるかと思います。

あなたも、僕といっしょにやってみませんか?
「Pythonデータ分析ゼミ」は、接近戦で手取り足取りサポートしたいなというコンセプトでやっています。ひとりぼっちにはさせません。みんなで楽しみながら学びましょう。そして、スラスラPythonを書けるようになりましょう (^^

「Pythonデータ分析ゼミ」説明会の優先案内をいたします

「Pythonデータ分析ゼミ」説明会の優先案内をいたします。
優先案内の登録ページは、以下のものです。ご興味ご関心を持たれた方は、ぜひ、以下より優先案内にご登録ください。
どのようにPythonを学んでいくか、まずどの仕事を改善することを目標にするか/あなたの今後のキャリア戦略にどう活かしていくか...等々、直接お話しつついっしょに戦略を練りましょう (^^
https://forum.pc5bai.com/toiawase/request/python-data-priority-invitation/

「Pythonデータ分析ゼミ」について、このところほとんど新規説明会のご案内ができないでいました。

説明会では、「こんな仕事を今抱えています、Pythonを覚えたらスラスラ解決できますか?」、「Pythonを使えるようになったら、こんなことをしたい!」等々ゆっくりヒアリングさせていただいてます。
受講生のみなさんひとりひとりの動機をしっかり把握しておきたいというのと、

その流れで「なるほど、だったら、こんなことが Python で簡単にできますよ」と僕が画面共有しながらデモを行うこともよくあるのですが。
「ええっ?!こんなことができるんですか?」という感じの反応をいただくことも多いです。

それで、「Pythonで、こんなことができるんですよ」というデモ動画のシリーズを作ったほうが良いかなと思いました。
今回ご紹介したデモも、その延長で作ったものです。

説明会に参加される方にとっても、そうでない方にとっても、「Pythonって、こんなこともできるんだ!」という知識は、あって損はないかと思います。

Python、実務でのインパクト大ですし、楽しいし、周囲の人をびっくりされられますし、ほかのITスキルや AI/RPA/DX 改善のスキル習得のよい基礎となります。
ひとつひとつ手順を踏んでいけばマスターできます。最近エクセル上でも動く言語になりましたし、「この秋にスキルアップを」と思われている方には本当にオススメです。

優先案内の登録ページは、以下のものです。ご興味ご関心を持たれた方は、ぜひ、以下より優先案内にご登録ください。
どのようにPythonを学んでいくか、まずどの仕事を改善することを目標にするか/あなたの今後のキャリア戦略にどう活かしていくか...等々、直接お話しつついっしょに戦略を練りましょう (^^
https://forum.pc5bai.com/toiawase/request/python-data-priority-invitation/

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公開日時: 2024/10/04 17:15