ThinkPad T14 Gen5 のSSD換装
10月初旬に納品されたまま放置していた ThinkPad T14 Gen5 があったのだが、週末にようやく開梱して初期セットアップを行った。
T14 にするかより軽量な T14s にするかと迷ったのだが、決めてはCPU。
T14 Gen5 には、 AMD Ryzen 7 PRO 8840U モデルがあった。このCPUはAI関連の処理での性能がかなり高い。今後数年を考えると、ローカルPCでAI関連の負荷がかかるような仕事に向いたマシンのほうが良いだろうということで。
Lenovo通販では128GBとか256GBのSSDの構成で購入し、納品後に自分で1TBとか2TBとかの大容量SSDに換装するのがいつものパターン。
ThinkPad のよいところは、部品交換を自分で簡単にできること(*)。
ということで、以下、作業のだいたいの流れ。
1. 開封から初期設定まで
1-1. 開封前。左は今回換装したSSD(Crucial T500 PRO M.2 SSD 2TB)。
ThinkPad T14 Gen5 箱
1-2. 開封後。
ThinkPad T14 Gen5 開梱直後
1-3. クラムシェルを開けてみた。カバーシートをとりはずす。
ThinkPad T14 Gen5 開いてみた
1-4. とりあえずそのまま起動して最低限のセットアップまでする。
ThinkPad T14 Gen5 初期セットアップ
2. SSD クローンまで
2-1. ディスククローンソフトをインストール。今回は Easeus Disc Copy を購入した。
Easeus Disc Copy
2-2. 換装用の SSD をケースに入れてUSBケーブル経由で接続。
SSD を USB ケーブル経由でPCに接続
2-3. ディスククローン開始。Easeus Disc Copyの画面指示に従えば簡単。
2-4. 電源を落とす。
3. SSD 換装
3-1. Lenovo の公式サイトをチェック。動画つきで手順が載っている。
3-2. 内蔵バッテリーの無効化
3-3. Nano-SIM カード・トレイ を取り外す
今回購入した製品ははLTEモデルではないので実際はやっていない。
なお、次の「キーボードの取り外し」も SSD 換装やメモリ換装など裏側から作業するものの場合は不要。
3-4. ベース・カバー・アセンブリーを外すと以下の状態。右下にあるSSDを換装する
ThinkPad T14 Gen5 のベースカバーを外した状態
3-5. M.2 ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)を交換する
あとは、上記の手順を遡っていくだけ。
(*)
なお、「ThinkPad のよいところは、部品交換を自分で簡単にできること」と書いたが、機種にもよる。
僕自身は、とりわけ部品交換が簡単な機種を選好して購入している。X-1シリーズなどはたぶんまあまあ大変なんじゃなかろうか。
なお、あまり知られていなそうだが... ThinkPad の購入時には、「オンサイト修理」の保守契約がかなりお得。
「○○の調子が悪い」と Lenovo に電話で伝えると、自社/自宅まで技術者が来て部品交換等してくれる。
「キーボードがヘタって反応が悪くなった」といったことでも交換対応してくれる。部品代も無料。
これが通常サポートだと都度都度PCを修理工場に送らなくてはならない。部品代も有料。
しかも時間もかなりかかる。
その点、オンサイト修理の契約だと、技術者さんが来てくれたならば、まず間違いなくその日にその場で問題は解決する。
ハードに使う人であればキーボードの部品代と自分で換装する手間を考えると絶対お得。
人によりPC更新のサイクルは違うだろうとは思われるが、オススメは3年契約くらいか。
2024年12月02日 13:46
小川 慶一さん
2024年12月02日 12:09
AIユーザさん
2024年12月02日 12:09
jinoseさん
2024年12月02日 10:49
小川 慶一さん
2024年12月02日 10:36
AIユーザさん