受講生さん作の本格Todoアプリをご紹介(ソースコードつき)
ガラパゴスタディーの小川です。 このメールは「パソコン仕事5倍塾」メールマガジン購読者の方にお送りしています。
このあいだまでの猛暑が嘘のように、すっかり秋らしくなってきましたね。
あなたはこの秋をどんな季節にしたいですか?
僕は、新しい習い事をはじめます。秋は、新しいスキル習得の季節ですね。
Pythonで「オリジナルのTodoアプリ」を自作された受講生さん
「Pythonデータ分析ゼミ」受講生、イトケンさんが自作されたTodoリストアプリをご紹介します。
デスクトップアプリです。僕も触らせてもらいましたが、なかなかの本格的な作りです。
https://forum.pc5bai.com/lesson/entry/id/5661/
さっそく業務で活用されているそうです。このメール冒頭の画像は、このアプリのキャプチャです。
使い方は、とても簡単です。
- パソコンにPythonをインストール
- Windowsキー + R で「ファイル名を指定して実行」を開き、「cmd」と入力してEnterを押す
- 黒い画面(コマンドプロンプト)が表示されたら、pythonと入力してEnter
- 入力欄が
>>>
という表示になったのを確認したら、上記のページにあるコードをすべてコピー&ペーストして、Enterを2回
これで、すぐにアプリが動き始めます。ぜひ、一度試してみてください。
コードの量は1,000行を超えているのですが、生成AIに作らせたそうです。
このTodoアプリのコードを生成AIにレビューさせてみたところ、こんなフィードバックが返ってきました。
イトケンさん、リマインダー付きTODO作成アプリの開発、お疲れ様です!
非常に多機能で、実用的なアプリに仕上がっていますね。
特に、ポップアップの表示やショートカットキーの実装など、ユーザーの利便性を考慮した設計が素晴らしいです。
このTodoアプリ、本当に本格的で、具体的には以下のような機能を備えています。
- 基本的なタスク管理: タスクの追加、編集、削除が直感的に行えます。
- 優先度設定: 「高」「中」「低」の3段階でタスクの重要度を管理できます。
- 詳細な締切設定: 日付だけでなく、分単位での時刻設定が可能です。
- 繰り返し機能: 「日次」「週次」「月次」「年次」での繰り返しタスクに対応しており、完了すると自動で次回の予定が設定されます。
- 強力なリマインダー: 締切時刻になるとデスクトップにポップアップでお知らせしてくれます。
- スヌーズ機能: ポップアップ通知を一時的に停止し、後で再通知させることができます。
- 多彩なフィルタリング: 「未完了」「今日が締切」「期限切れ」など、様々な条件でタスクを絞り込めます。
- 統計表示: 全タスク数、完了数、期限切れのタスク数が一目でわかります。
- ショートカットキー:
Ctrl+N
で新規作成、Del
で削除など、キーボード操作でサクサク作業が進みます。 - 洗練されたUI: マルチモニターやタスクバーの位置まで考慮してポップアップが表示されるなど、細部まで作り込まれています。
これだけの機能をひとりで実装してしまうのですから、本当に大したものです。
プログラミングスキル上達に大事なポイント3つ
プログラミングスキル上達に大事なポイントが3つあります。
- アイデアの引き出しを持つこと
- AIを使いこなせること
- 自分の仕事/プライベートで使えるものをとにかく作ってしまうこと
1. アイデアの引き出しを持つこと
1つ目は、アイデアの引き出しを持つことです。
「Pythonであんなことができる」、「こんなこともできる」と知ることですね。
これは、今回紹介したイトケンさんのTodoアプリについても言えることです。
そもそも、「Pythonでデスクトップアプリを作れる」とか、「そのためにはこんなコードを書けばよい」と知っていること。
そこからイトケンさんご自身の「職場で使える自分用のTodoアプリが欲しい」という具体的なニーズと結びついて、今回ご紹介したアプリの開発につながりました。
「Pythonデータ分析ゼミ」の説明会では、いろいろなデモをお見せしつつ、「Pythonでここまでできる」というところをお見せしています。
あなたの「アイデアの引き出し」が増えることは間違いありません。
2. AIを使いこなせること
プログラミングの技術的なハードルは、AIの登場によって劇的に下がりました。
1,000行を超えるようなコードでも、AIに的確な指示さえできれば、驚くほど短時間で書き上げてくれます。
大切なのは、完璧なコードを一行ずつ自分で書くことではありません。
「何を作りたいか」という目的を明確にし、それをAIに理解できる言葉で伝える能力です。
最初は簡単な命令からで大丈夫です。
「こういう機能を追加して」「この部分のデザインを変えて」と対話を繰り返すうちに、AIをまるで自分の手足のように使いこなせるようになります。
AIの使い方には、コツがあります。
「Pythonデータ分析ゼミ」でもAIを使ったコーディングの教材を用意しています。
また、ライブの講座でも、受講生さんからの質問や相談に応じてAIを活用しているところを生でお見せしたりしています。生のノウハウこそ宝です。
3. 自分の仕事/プライベートで使えるものをとにかく作ってしまうこと
「自分自身がユーザーになるアプリ」の開発は、最高の学習方法です。
作ったものをすぐに自分で使えるので、改善点や次のアイデアがどんどん湧いてきます。
「このボタンはもっと大きい方がいいな」「こんな機能も追加しよう」と、楽しみながら開発を進めることができます。
そして、自分の手で自分の仕事や生活が便利になっていく実感は、何よりの達成感と次への意欲に繋がります。
イトケンさんのように、まずは自分のための「便利ツール」作りから始めてみませんか?
あなたも生成AIを使いこなして、自分だけの「便利ツール」を作ってみませんか?
仕事の効率が劇的に上がるだけでなく、何より「作る楽しさ」が味わえますよ (^^
「Pythonデータ分析ゼミ」では、「実務でこんなコードを書きたい」といった個別の相談にもお応えすべく、毎月、無料のライブサポートの時間を設けています。
このライブサポートの場でも、「生のノウハウ」を惜しみなくお伝えしています。
Pythonデータ分析ゼミ説明会を実施しています
「こんなこと、自分にもできるだろうか?」と思われた方は、ぜひ一度ご相談ください。
AIを活用した効率的な学び方で、あなたの「作りたい」を形にするお手伝いをします。
今回のメルマガへのフィードバックがあればこちらへぜひお願いします。
Todoアプリを触ってみた感想も、ぜひ聞かせてくださいね。
https://forum.pc5bai.com/news/feedback/todo-app-itoken/
2025年09月27日 11:01
AIユーザさん
2025年09月27日 11:00
jinoseさん
2025年09月25日 09:37
小川 慶一さん
2025年09月25日 08:57
AIユーザさん
2025年09月21日 10:33
小川 慶一さん