「MS P ゴシック」「MS UI ゴシック」を使ったExcelシートのレイアウトが狂う問題
という、とんでもない現象が起きています。

バグです。
Windows 10での5月以降のアップデートで、この現象が生じてしまっている可能性があるとのこと。
具体的には、「kb4495667」という、オプションの更新が原因。
オプションなので、自動的に適用されるものではありません。
なので、あなたのPCには適用されていない可能性もあります。というか、特別な操作をしない限り、このアップデートは適用されていないはずではあります。
以下は、Microsoftからの公式リリース。

2019 年 5 月 4 日 — KB4495667 (OS ビルド 17763.475)

このバグに関連した内容が書かれているのは、「Known issues in this update」の最後の部分。
以下に引用します。

When using the MS UI Gothic or MS PGothic fonts, the text, layout, or cell size may become narrower or wider than expected in Microsoft Excel.
For example, the layout and cell size of Microsoft Excel sheets may change when using MS UI Gothic.
Microsoft is working on a resolution and estimates a solution will be available in mid-May.
Until a resolution is released, we recommend switching to a different Japanese font, such as Yu Gothic or MS Mincho.
Alternatively, you can uninstall the optional update.

日本向けのページではあるのですが、全文英語ですね... (^^;
ということで、以下、日本語に訳しました。

エクセルで、「MS UIゴシック」か「MS Pゴシック」フォントを使っていると、テキスト、レイアウト、セルの大きさが期待されるより狭くなったり広くなったりすることがある。
たとえば、「MS UIゴシック」を使っていると、エクセルシートのレイアウトやセルのサイズが変わることがある。
マイクロソフトは解決のために動いていて、5月中旬に解決可能になると見積もっている。
解決策がリリースされるまでは、「游ゴシック」や「MS 明朝」のようなフォントを代わりに使うことを推奨する。
あるいは、オプション更新の「kb4495667」をアンインストールすることもできる。

「代替のフォントを使う」というのはちょい面倒なので...。
対策としては、「kb4495667」のアンインストールが簡単でよいでしょうね。
「元号が『令和』に変わったことへの対応で生じたバグ」というような噂もありました。
実際のところはどうなんでしょうね。
この件について書かれた記事としては、「窓の杜」のこちら のものが簡潔です。


週末は、主催セミナーでした。
札幌の早川寿保さんをお招きしての、 「電磁波とアーシング講座」

パソコンや電気スタンド、プリンター、冷蔵庫、電子レンジ、食洗機、炊飯器...。
いろいろな電気製品から発生する電場、磁場。
あるいは、電気製品のコードから発生する静電気等々。
身体の不調につながる危険がいろいろあります。

そういうリスクを軽減するために、どんなことができるか。
通勤電車、飛行機で、いちばん身体への健康被害が少ない座席はどこか?等々。
体験型の、5時間ぶっとおしの講座でした。
僕自身は、さらに、事務所と自宅の電磁波測定と対策もしてもらいました。
実は、それから、メチャクチャに体が軽い。回復が早い...。
僕自身の体験を含めて、受講生の声を追って紹介します。
また早川さんをお招きして、この講座やりたいと思っています。

公開日時: 2019/05/14 12:00