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Pythonのスキルレベルがそこそこつくと、入力フォームや一覧表示、個別編集フォームなどで「ウェブブラウザを使って表示する」という方法が使えるようになります。今回はそんなデモです。
パソコンの中に保存された会計データを、ウェブブラウザを使って表示/編集します。
アプリの内容は、ほぼ前回と同じ。
領収書の画像を複数読み込ませると、そのすべてについてOCRを行い、費用についての情報をデータベースに登録してくれるアプリです。
前回の動画で見せたような「Pythonアプリ用のGUI画面」は、実は結構クセがあります。
ですので、ある程度技術がついたならば、今回のデモでお見せしているような「ブラウザで表示/編集するようにする」というやり方のほうがオススメです。ブラウザでデータを表示する方法は、他のいろいろな場面で応用が効くので、前回動画の方法よりもおすすめです。
「ウェブブラウザを使って表示する」と言われると「他のパソコンからもデータが見えちゃうの?」とか、「インターネットで公開されちゃうの?」とか、そう思われて「びっくりした」とか「怖い」とか思われる方もいらっしゃかると思います。
ですが、そんな心配はありません。
よほど意識的に特殊な設定をしない限り、あなたのパソコンの中身が公開されることはありません。
一方、そのような「特殊な設定」をすれば、「社内ネットワークに会計システムを置いて、複数の担当者が同時に入力/編集を行う」といったことも可能になります。
あるいは、Linuxサーバにこのアプリを公開して、「ログインユーザを持っている自社スタッフと会計事務所のスタッフだけがデータを閲覧できる」というような仕組みを作ることも可能です。
実際、弊社もそのような感じで税理士事務所さんと情報共有しています。弊社のシステムの場合は、二段階認証を設定してセキュリティを強化しています。(ほかにもセキュリティ強化のための仕組みを入れていますが...ナイショです (^^;)
これだけのことがスラスラできようになったならば、あなたの会社でもDXスキルについては「エース級」という評価で間違いないでしょう。
Python習得のメリットは、「手元のエクセルファイルをなんとかしたい」と思っていろいろ勉強しているうちに、こういうことをできるだけの実力が身についてしまうことです。
Python学習には、「事務系の仕事の改善のため」と思ってやっていても、気がつくと、「DX/業務改善のエース!」ともいえるスキルが身についてしまうという、「限界が見えない感」がありますね。
さらに、機械学習、AI...と、いろいろな「やってみたい」が出てきたとしても、比較的低い学習コストで実現できてしまうのが Python の魅力です。IT技術の専門家になることも夢ではありません。
本気で努力される方の指導は僕も大好きですので、どんどん食いついてください。
ガッツリ指導いたします (^^
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