親指シフト入力を使いやすくする、さらなる設定
ストレスなく親指シフト入力するための、さらなるおすすめ設定を記載します。
Windows10 + 「やまぶきR」の場合の設定例です。
- スタートアップに登録する
- 「無変換」キー、「変換」キーの挙動を変更する
1. スタートアップに登録する
PCを再起動する都度「やまぶきR」を手動で有効にしないとならないのは、面倒くさいです。
そこで、PC起動時に自動的に「やまぶきR」が自動的に起動するように設定しましょう。
そのやり方は、以下のとおりです。
- 「やまぶきR」のショートカットを作る
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スタートアップに登録する
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「ファイル名を指定して実行」ダイアログのを起動します。
(ショートカットキー [Wn] + [R] で一発で起動します) -
呼び出した「ファイル名を指定して実行」ダイアログのの入力欄に、「shell:startup」と入力します。
そして、[OK]ボタンを押します。
すると、「スタートアップ」というタイトルのフォルダが表示されます。
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「スタートアップ」というタイトルのフォルダが表示されたら、「やまぶきR」のショートカットをこのフォルダに入れます。
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「ファイル名を指定して実行」ダイアログのを起動します。
上記の作業を終えたら、PCを再起動して挙動を確かめてみてください。
うまく行っていれば、Windows起動後にしばらく待つだけで、「やまぶきR」を使って親指シフト入力ができるようになります。
2. 「無変換」キー、「変換」キーの挙動を変更する
「無変換」キー、「変換」キーには、日本語変換関連の機能が割り当てられています。
これらの機能が有効なままになっていると、親指シフト入力時の操作のつもりでこれらのキーを押したときに期待と異なる挙動をされてしまいます。
そこで、これらのキーの機能を無効にします。
ここでは、Google IMEの場合とMS-IMEの場合について、これらのキーの挙動を変更する方法を紹介します。
Linuxの場合は、Mozcの設定を変更することになりますが、Google IMEの場合と同様の操作でOKです。
2-1. Google IMEで、「無変換」キー、「変換」キーの挙動を変更する
Google IMEで、「無変換」キー、「変換」キーのデフォルトの機能をすべてオフにします。
具体的には、Google IMEのプロパティダイアログで、[設定]タブ→[キー設定]セクションの、[編集]ボタンから、「Google 日本語入力 キー設定」ダイアログを呼び出します。
そして、「Google 日本語入力 キー設定」ダイアログ内の、入力キーが「henkan」、「muhenkan」になっているすべてのエントリーを削除します。
(二度と復元できない操作ではないので、安心してください)
以下に、手順を画面写真つきで紹介します。
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「Google IMEのプロパティ」ダイアログを呼び出す
Google IMEのアイコンを右クリックします。
右クリック時に表示されたメニューから「プロパティ」を選択します。
「Google IMEのプロパティ」ダイアログが表示されました。
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「Google 日本語入力 キー設定」ダイアログを呼び出す
「Google IMEのプロパティ」ダイアログで、[一般]タブ内の、[キー設定]セクションにある、[編集]ボタンをクリックしてください。
すると、「Google 日本語入力 キー設定」ダイアログが表示されます。
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入力キーが「henkan」、「muhenkan」になっているすべてのエントリーを削除する
入力キーが「henkan」、「muhenkan」になっているすべてのエントリーを削除します。
そのために、まずは、表示されているエントリーを、「入力キー」で並べ替えます。
上段の「入力キー」と書かれたタイトル部分をクリックしてください。
すると、エントリーが、「入力キー」で並べ替えられた状態になります。
右のスクロールバーを操作して、「入力キー」が「henkan」になっているエントリーを見つけてください。
見つけたら、そのすべてを「右クリック→エントリーを削除」で削除していきます。
「入力キー」が「muhenkan」になっているエントリーも、同様に削除していきます。
「henkan」、「muhenkan」のすべてのエントリーを削除したら、[OK]ボタンを押して、「Google 日本語入力 キー設定」ダイアログを終了してください。
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設定が変更されたことを確認し、開いたすべてのダイアログを閉じる
「Google 日本語入力 キー設定」ダイアログに戻ると、[一般]タブ→[キー設定]セクションの[キー設定の選択]が「カスタム」になっていることを確認できるでしょう。
狙い通り、きちんと「カスタム」になっていればOKです。
[適用]ボタン→[OK]ボタンとボタンを押していって、ダイアログを終了してください。
(以前の設定には、[キー設定の選択]で、[MS-IME]等のもともとの設定を選択することでいつでも戻すことができます)
2-2. MS-IMEで、「無変換」キー、「変換」キーの挙動を変更する
MS-IMEで「無変換」キー、「変換」キーの挙動を変更するための手順については、以下の記事が新設です。
【Windows10】キーボードの「無変換」キーを無効化する方法 – IMEからのキー割り当て解除、レジストリから完全に無効化する手順も
上に紹介した記事の、「IMEの割り当てを削除して無変換を無効化する手順」のセクションを参考にしてください。
2024年11月20日 21:41
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2024年11月20日 21:28
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