ChatGPTを10倍サクサク使える超便利ショートカットキー3選

AIの機能強化がますます著しい今日このごろですが、あなたの活用状況はいかがでしょうか。
僕も、ChatGPTを使わない日はありません。

週3回朝にお送りしているメールマガジンのドラフトでもChatGPTに手伝ってもらっています。
最近は、メールマガジンを英語に翻訳したものを海外のSNSでも投稿しているのですが、この翻訳もChatGPTにざっくりとやってもらって、それを手直しして使っています。

https://forum.pc5bai.com/ のサイトのコーディングでもChatGPTです。

「こんな機能を実現するコードを、だいたいこんな方針で書いてみて」と相談するとざっくりしたものを作ってくれます。
あとは、「書いてもらったこのコードのこの部分は、こんな感じになおしたほうが高速だと思うんだけど」→「おっしゃるとおりです。修正版は以下になります...」といった具合に、対話をしていればだいたい欲しいコードはできあがり。

動作確認用のテストコードも書くのですが、これは、 "GitHub Copilot" という別のAIに書かせています。

あとは、英語学習とかですね...。

このところ、英語学習用の自分用アプリを作り込んでいます。
「英語でどういう風に表現したら良いんだろう」と気になる日本語フレーズがあったら、自分用アプリに入力します。
その状態でしばらく待っていると、ChatGPTが英語での表現を作ってくれます。その横にボタンがあって、ボタンを押すと、(これはGoogleのAIですが)ネイティブがしゃべる音声を作ってくれるので、そのまま、リスニング/シャドウイングの練習に使っています。

「日本語の文章が出題されて、英作文を入力したら添削してくれる」というアプリも自分用に作りました。
僕が書いた英文を10点満点で評価してくれて、添削例とコメントをくれます。

一部のアプリは、みなさんにも使ってもらおうかな...とも思いつつ準備しているところです。
(早く見てみたい!という方は、ご連絡ください)

AIが普及して、ほんの1年前には誰も想像してなかったような世界になりました。
仕事で成果を出すにしても、何かを学ぶにしても、「AIをどこまで使いこなせるか」ということが、現役世代のあらゆる人にとって、あらゆる職種にとってますます重要になっています。

...ということで。

今日は、「ChatGPTを10倍サクサク使えるショートカットキー3選」ということで、様々なAIの中でも、もっとも手軽で、もっとも著名なChatGPTの、あまり知られていない便利なショートカットキーを3つ紹介したいと思います。

以下の3つは、常用できるようになってください。
パソコンのウェブブラウザで使うときの超便利ショートカットです。


操作:
[Ctrl] + [Shift] + [S]

機能:
サイドバーの表示/非表示を切り替え (Toggle sidebar)

メモ:
スレッドの表示領域が増え、一度に見える情報量が増える。
サイドバーを非表示にしている状態からすぐにサイドバーを表示できる。


操作:
[Ctrl] + [Shift] + [O]

機能:
新しいチャットを開始 (Open new chat)

メモ:
サイドバーが非表示な状態でもこのショートカットキー操作ですぐに新しいチャットを開始できる。
サイドバー表示/非表示ボタンの動作は正直重いのだが、このショートカットキーだとすぐに反応してくれる。
地味に便利。


操作:
[Shift] + [Esc]

機能:
入力欄にフォーカスを移動 (Focus chat input)

メモ:
「ChatGPTからの回答をコピペしたあと、すぐに入力欄に戻りたい。なのに、入力欄をクリックしても反応が鈍い」といった不満は、多くの方にとって馴染み深いものかと。
スレッド内の情報量が増えるとますますその傾向は強くなる。

ChatGPTをそこそこ使われている方であれば、この説明文を読んだだけでも「わかる~!」と叫びたくなるかと思います。

そんなときでも、このショートカットキーで一発。
すぐに入力欄にカーソルが移動する。泣けるほど便利。というか、このショートカットキーを知ってしまったら、もはや、これを使わないとやってられないです。そのくらいの超重要ショートカットキー。


以下、覚え方です。

[Ctrl] + [Shift] + [S]
"Sidebar" だから [S]

[Ctrl] + [Shift] + [O]
"Open" だから [O]

[Shift] + [Esc]
いつもお伝えしているとおり、 [Esc] と言ったら「離脱」というニュアンス。
[Shift] にはいろんなニュアンスが割り当てられることがあるが、ここでは、「逆の」という意味。

すなわち、「(ダイアログからの)離脱」の「逆」で、ダイアログにフォーカスという意味。


ChatGPTを使えば使うほど、マウスでの操作が煩わしくなってきます。
また、ログが重たくなればなるほど、マウス操作したときのブラウザ側での反応も鈍くなります。

そのことでストレスを感じられている方には、ぜひ、上記3つはマスターしていただきたいです。

本当に、これまでのストレスがなくなって、びっくりするくらいにサクサク使いこなせるようになりますよ。

「正直、まだAIにはキャッチアップできていない」という方にも、このメールをきっかけに最初の一歩をぜひ踏み出してもらいたいと思っています。

ということで、今回はこのへんで。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

ChatGPTやショートカットキーに関する質問やフィードバックがあれば、お気軽にお知らせください。(本メール返信にてお願いします)

ひきつづき、よい一日を。

公開日時: 2024/03/15 08:00