真冬の在宅ワークに絶対おすすめの「炭鉱のカナリア」的デバイス
いきなり結論を書きます。
真冬の在宅ワークのお供に、「二酸化炭素濃度計」はとてもおすすめです。
こんなのです。最近は飲食店でよく見かけますね。
室内の換気を怠ると、酸素を消費して、二酸化炭素の濃度が上昇します。
俗に、「空気が淀む」などと言われます。
空気が淀むと、心身に影響がでます。
在宅ワークでの心身の不調の大きな理由のひとつは、換気不足からくる空気の淀みです。
ですので、空気が淀みだす前に換気をしっかりすることが重要です。
空気の淀みを図るためのツールとして、二酸化炭素濃度計はとても有効です。
二酸化炭素濃度計は、「空気の淀み具合」を、客観的な数値で教えてくれます。
二酸化炭素濃度計の中には、一定以上の二酸化炭素濃度になったときに自動的にアラームする機能を有するものなどがあります。
このような機能を有する二酸化炭素濃度計が一台あれば、「換気に気をつけよう」と特に強く意識しないでも、必要に応じて半ば自動的に換気できるようになります。
僕自身、二酸化炭素濃度計を導入してみて、これまで如何に自分が心身をないがしろにして仕事にかまけていたのかということを思い知りました。
在宅ワーク中に限らず、自宅でくつろいでいるとき、人を招いたときなども、空気が新鮮な状態のほうが良いことは言うまでもありません。
僕自身も、二酸化炭素濃度計を購入して、とても良かったなと思っています。
この秋に自宅用に購入したのですが、つい先日、事務所用にもう一台追加購入しました。
真冬は特に換気を怠りがちです。
そういう時期こそ、換気を自動的に行える仕組みがあることが重要です。
「ピンと来た」という方は、ぜひ、この機会に一台購入して試しに使ってみてください。
以下、軽く補足です。
室内の換気を怠ると、酸素を消費して、二酸化炭素の濃度が上昇します。
俗に、「空気が淀む」などと言われます。
これについては、特に問題ないかと思います。
空気が淀むと、心身に影響がでます。
在宅ワークでの心身の不調の大きな理由のひとつは、換気不足からくる空気の淀みです。
空気が淀んでくると、頭がぼうっとしたり、意欲が失せたり、眠気が生じたりします。
身体に慢性的な痛みを抱えている方の場合だと、その部位にも痛みが出だしたりします。
僕自身、以前は、朝からガッツリと仕事をすると、午後から急にやる気が失せるということが良くありました。
ものすごく集中してコンテンツ作りなどをしたときにはある程度は仕方ないのですが、度を越してやる気が失せてしまうこともよくあり、「なぜなんだろう」と思っていました。
ですので、空気が淀みだす前に換気をしっかりすることが重要です。
換気のことも、「したら良いんだろうな」とは思っていても、そんなに気にしてはいませんでした。
「要は、広い部屋ならいいんじゃない?」とか、「たまに換気扇をまわせば良いか」とか、「気になったら適当に窓でも開けるか」とか、そんな程度。
(そんなことでは不十分だった、と、あとで思い知らされることになるのですが)
空気の淀みを図るためのツールとして、二酸化炭素濃度計はとても有効です。
そんな中、コロナ禍の影響もあって、飲食店で二酸化炭素濃度計をよく見るようになりました。
飲食店での設置動機は、「ちゃんと換気していますよ」ということをお客さんに示すためです。
でも、ある日、ふと思いました。
「あれ?これ、要は、空気の淀みを測る機械だよね。だったら、飲食店だけじゃなくて、一般家庭でも有効なんじゃない?」
それで、試しに一台購入してみたというわけです。
結果、大当たりでした。
二酸化炭素濃度計は、「空気の淀み具合」を、客観的な数値で教えてくれます。
これが、とても大きかったです。
それまで気にとめていなかったり、気になったとしても、「なんとなく、そろそろ息苦しくなってきたかな~」くらいの感覚ベースで捉えていた空気の淀み具合が、数値で評価されるようになりました。
(それ以前に、「息苦しくなって、そのまま眠くなって寝てしまう」というのが僕によくあるパターンでしたが (^^; )
今では、基準の1,000ppmに近くなったり、超えたりしたら、すぐに換気するようにしています。
なお、1,000ppmという値は、厚生労働省が示している基準値です。(*1)
二酸化炭素濃度計の中には、一定以上の二酸化炭素濃度になったときに自動的にアラームする機能を有するものなどがあります。
これも、すばらしいです。
僕の場合、コンテンツ作りやシステム開発などに集中していると、2時間-3時間とぶっとおしで作業してしまうことが多いです。
そんな何かに夢中になっているときでも、「そろそろ、換気しないと良くないよ」と、計器が音でお知らせしてくれます。
お知らせを受けたら、とりあえず換気。
結果、「淀んだ空気の中で悶々と作業をして、終わったころにはすっかりヘタっている」というようなことがなくなりました。
僕が使っている計器の場合、二酸化炭素濃度が1,000ppmを超えるとアラームが鳴るようになっています。
アラーム機能つきの二酸化炭素濃度計は、人間より先に空気の問題に気づいてアラートしてくれる、今日の社会人にとっての、「炭鉱のカナリア」のような存在です。
このような機能を有する二酸化炭素濃度計が一台あれば、「換気に気をつけよう」と特に強く意識しないでも、必要に応じて半ば自動的に換気できるようになります。
ここは、すごく大きいです。
たとえば、「空気が淀みだす前に換気する」と強く心がけたしても、それを実践しきるのはなかなか大変です。
仕事に夢中になっているとそういう心がけはすぐに抜け落ちてしまいます。
また、「心がけ」のようなものをいろいろ持つこと自体がストレスになります。
「意思の力は消耗品」とも言われます。
何かによけいに気を使うと、その代わりに別の何かがおろそかになります。
その「別の何か」にも同時に気を使うと、さらに別に何かがおろそかになります。結局、仕事のどこかがおろそかになってしまいます。
それに、いろいろ気を使うこと自体がストレスなので、ストレス解消のためによけいなことをしてしまいます。
「がんばった自分に、ごほうび」というヤツですね。
換気に気を使う代わりに、身体に悪い別の何かをすることを自分に許してしまうわけです (-_-;
「心がけ」を強くするよりも、自動的にできる仕組みを用意して、その仕組みに任せてしまうほうが、確実かつ楽です。
今となっては、「健康のために、気をつけよう」とかいう心がけなしでも、「『ピッピッ』と音がしたら、席を立って換気する」と自動的にこなすだけで新鮮な空気の問題は解決するようになりました。
楽です。
楽なのに、より健康的。すばらしい。
僕自身、二酸化炭素濃度計を導入してみて、これまで如何に自分が心身をないがしろにして仕事にかまけていたのかということを思い知りました。
二酸化炭素濃度は、気をつけていないと、すぐに上がってしまいます。
このような計器を使うようになってはじめて知って、そのことにはびっくりしました。
僕は、自宅では、リビング+寝室でだいたい14畳くらいのスペースで作業をしています。
このくらいのスペースで、換気扇を回さないで or いちおう回しているだけでプログラミングやコンテンツ作りに夢中になっていると、早いと1時間、遅くとも2時間くらいでアラートが鳴りはじめます。
1時間というと、コンテンツ作りやプログラミングに夢中になっていると、あっという間にすぎてしまう時間です。
ぼーっとランチやお茶をしていたり、家事をしたりしていても、あっという間にすぎてしまう時間です。
そういうことに少しかまけている間に、室内の空気がどんどん淀んでいくわけです。
前述のとおり、僕の場合、「2-3時間くらいブッ通しで何かの作業をしている」なんていうことはザラなので。
「午前を換気しないままそういう過ごし方をして、そのまま午後に突入したら、そりゃ、しんどくなるわな」と、二酸化炭素濃度を気にするようになってから、ひどく納得しました (-_-;
在宅ワーク中に限らず、自宅でくつろいでいるとき、人を招いたときなども、空気が新鮮な状態のほうが良いことは言うまでもありません。
二酸化炭素濃度計は、仕事の生産性維持だけでなく、日常生活にもとても役立ちます。
料理を作っているとき、食事中、就寝中といった日常生活の時間でも、二酸化炭素濃度はあがります。
家族が多い方であればなおさらですし、友人・知人を家に招くにしても、換気を仕組み化するためのツールとして、二酸化炭素濃度計はあると便利です。
読書をしている時間、Youtube等で動画などを観ている時間、ストレッチなどをゆっくりしている時間...。
そういう余暇の時間のすべてが、以前より心身ともに心地よい状態で過ごせるようになります。
家庭内での二酸化炭素濃度の変動は、かなりドラスティックです。
これについては、あとで参考になりそうな記事を紹介しますので、そちらも読んでみてください。(*2)
僕自身も、二酸化炭素濃度計を購入して、とても良かったなと思っています。
この秋に自宅用に購入したのですが、つい先日、事務所用にもう一台追加購入しました。
ということで、あまりに有効な機器なので、自宅だけではなく、事務所にも一台設置しました。
真冬は特に換気を怠りがちです。
そういう時期こそ、換気を自動的に行える仕組みがあることが重要です。
これは、本当にそうでして。
昨日などは、終日ものすごい寒さでしたし、これまでの自分だったら密閉した部屋に閉じこもっている間に酸欠状態になってアップアップだったろうと思います。
なのですが、おかげさまで、早朝から夕方まで、三食楽しんで食べつつも、仕事もかなりがっつりこなすことができました。
なお、昨日は、窓を開けることはぜんぜんありませんでした。
ほぼずっと自宅ダイニングで仕事をしていたのですが、換気扇を「強」にしてまわすだけで十分に換気できました。
「クソ寒い中、窓を全開にする」といった暴挙にでることももちろんありませんでした。
(以前の僕だったら、「換気せねば!」と思ったが最後、発作的にやっていたかも (^^; )
必要十分な施策が取れているという確信があると、こういうときに強いですね。
それもこれも、機器から得られる数値があるからです。
今の時期のような、「心がけ」では容易に行動に移せないような時期こそ、機器に頼れることの重要性が高まります。
「ピンと来た」という方は、ぜひ、この機会に一台購入して試しに使ってみてください。
ということで、コロナ禍以降の飲食店で見かけて「ん?!使えそう!」と思って導入してみた機器でしたが、思いのほか便利で、かつ、健康に関わる道具としては安価で、良い買い物をしたなと思っています。
ピンと来られた方には、絶対におすすめです (^^
- 午後になると、頭がぼうっとしてくる
- 仕事に対してというより、いろいろなことに対してやる気が失せる
- いつもあの時間になると、眠くなる
- 朝起きてからしばらく仕事していると、いつものあの場所が痛くなりだす
等々、そんなことに心当たりがある方は、ぜひ、この機会に一台購入して試しに使ってみてください。
「自分はそうでもないけど、家族を見ていると心配になる」という方にもおすすめです。
意外なプレゼントとしても使えるかも。
ただし、二酸化炭素濃度計は、偽物もあるようです。
ネット通販等で購入するときは、気をつけてください。(*3)
「偽物を掴まされないか気をつけつつ、商品選びをするのが面倒」という方向けに、このメールの最後に、僕が購入した商品を改めて紹介してます。(*4)
(*1)
1,000ppmという基準値について。
建築物環境衛生管理基準などで、事業所・家庭では、二酸化炭素濃度は1,000ppmまでに抑えることが推奨されています
僕が使っている二酸化炭素濃度計では、二酸化炭素濃度が1,000ppmを超えたところでアラームが鳴り出します。
厚生労働省 建築物環境衛生管理基準について
(*2)
以下の記事では、一般家庭で、寝室・リビングで、二酸化炭素濃度がどう跳ね上がっていくかということがグラフつきで分かりやすく示されています。
読み物としても興味深いです。
CO2センサーで自宅の二酸化炭素濃度を測ってみた
(*3)
二酸化炭素濃度計の偽物判別方法について。
偽物注意!二酸化炭素濃度計の粗悪品の見分け方を解説
(*4)
「偽物を掴まされないか気をつけつつ、商品選びをするのが面倒」という方向けには、僕が購入した商品を紹介します。
以下の商品は、自宅用に1台買って使ってみて、気に入ったので事務所用にもう1台追加購入したものです。
僕が使っている感触でいえば、たぶん偽物ではないだろうと思います。
さきほどの「見分け方」記事に基づいて調べても、たぶん間違いないかと思います。
Kimwood 高精度 CO2 測定器
おまけ
「炭鉱のカナリア」という言葉をご存知ない方向けに、以下の記事をご紹介。
炭鉱の中のカナリア
2024年11月20日 21:41
小川 慶一さん
2024年11月20日 21:28
AIユーザさん
2024年11月14日 17:04
小川 慶一さん
2024年11月13日 18:12
AIユーザさん
2024年11月13日 18:11
田中 宏明さん