[よくある質問] おすすめのノートパソコンを教えてください
前回、「よくある質問」ということで、おすすめのキーボードについて書きました。
今回は、おすすめのノートパソコンについて書こうと思います。
これも僕のところによく来る相談です。
「おすすめのキーボード」という相談より頻度は高いです。
「おすすめのノートパソコンを教えてください」と言われて僕が紹介したくなるのは、Lenovo の ThinkPad シリーズです。
以下の3つの理由からです。
1. キーボードが打ちやすい
2. 壊れにくい
3. 部品の交換が簡単
1. キーボードが打ちやすい
これは最大の推しポイントです。
とにかく、文字の入力がしやすいです。30年以上前からこの点に妥協がないのが ThinkPad シリーズの一貫した魅力です。
キーボード上にあるキーの大きさも重要です。
いちばん小さい13インチB5ノートの X シリーズでも、フルサイズのキーボードを搭載しています。なので、「小さいキーを窮屈な姿勢で打たなくてはならない」といったこともありません。
2. 壊れにくい
「壊れにくい」というのも重要な推しポイントです。
日常使いの道具は「修理に出して長期間使えない」といったことがあるとダメージが大きいですが、そういうリスクが少ないです。
「外出先で壊れた」となったらその日は仕事にならないですが、そういうリスクも少ないです。
3. 部品の交換が簡単
ThinkPad シリーズでは、部品の交換を自分でできるように工夫されています。
新しいノートパソコンを買うと、たいていの場合、僕は、SSDを交換して、メモリを追加実装します。
そういう作業も、精密機械用ドライバー一本ですぐにできます。部品交換の動画マニュアルを Lenovo 自身がサイトで積極的に公開しているくらいです。
一方、 ThinkPad シリーズには、弱点もあります。
以下の3つです。
1. 地味
2. 高い
3. 重い
1. 地味
弱点として、まず、地味さが挙げられます。
同型の他社製ノートPCに比べて、比較的地味です。
まず、見た目が地味です。ややゴツい。そして、色が黒い。
あと、「液晶の発色が良い」とか、そういうところは ThinkPad の売りポイントではありません。以前よりはだいぶ改善されましたが、それでもまだ地味。
いかにも、「実務用のマシン」という感じですね。
ThinkPad は、「見た目を派手にすることには金をかけず、その分実務寄りの機能に金をかけている機械」です。「むしろ、そういう雰囲気が魅力的」という方も多いです。
2. 高い
同型の他社製ノートPCに比べて、比較的値段が高いです。
とはいえ、「壊れにくい」ので、稼働率が高いですし、長期に渡って使えます。
そこまで考慮すると、これはそんなにデメリットではないかなとも思います。
余談ですが、中古市場でいつまでも古いモデルを見かけるのは ThinkPad です。
「壊れにくさ」がそういうところからも分かります。
3. 重い
同型の他社製ノートPCに比べて、比較的重い傾向があります。
これは、「自宅の中で持ち運べれば良い」という程度の利用であればそんなに問題ではないかもしれませんが、外に積極的に持ち出そうということであれば大きなデメリットかもしれません。
このメルマガの最後に、「どうしても重量重視!」という方向けの、 ThinkPad 以外の代替案を紹介します。
ということで、ThinkPad 初心者の方向けに、ThinkPad シリーズのラインナップをいくつか紹介します。
一般的な事務仕事をされるユーザ向けとしては、以下の選択肢が有力候補かなと思います。
1. Xシリーズ
2. Tシリーズ
3. Eシリーズ
各シリーズは異なるユーザーニーズを対象としています。
Xシリーズは最高のポータビリティを求めるユーザー向けです。
Tシリーズは全般的なビジネスニーズに対応するバランスの取れたモデルです。
Eシリーズはコストを重視するエントリーユーザー向けです。
1. Xシリーズ:
今回紹介する中ではいちばん小型の、B5ノートです。ディスプレイも13インチ程度。
重量1.1kgくらい。「頻繁に外に持ち出したい」という方には有力な選択肢です。
ただし、上記の「部品の交換」という意味で言うと、ちょっとやりくにいというのが難点。
2. Tシリーズ:
Xシリーズよりもパフォーマンスが高く、ちょっと大きめのモデルです。
T14とT16があります。T14だとディスプレイサイズは14インチ。T16だとディスプレイサイズは16インチ。
T14ならば、1.25kgくらいなのでギリギリ携帯性があります。
3. Eシリーズ:
エントリーモデルです。
ですが、キーボードの打ちやすさは(Tシリーズ等と比べるとやや落ちますが)健在。
携帯性重視のモデルではないので、やや重たいです。「出張のお供に」とか「外のカフェでお茶しつつ」とか、そういう使い方には不向きですが、自宅内/社内での持ち運びくらいであればどうということはない、そのくらいの重さ。
Xシリーズ、Tシリーズと比べてびっくりするくらい低価格です。
E14, E15というモデルがあります。
E14はディスプレイサイズ14インチ、E15はディスプレイサイズ15インチ。
僕のようにかなりのヘビーユーザにとっては、「Xシリーズより画面が大きい」というのはけっこう大きなメリットです。
ということで、「携帯性がある範囲でなるべく大きいものを」という理由から、最近は、T14シリーズを使っています。
なお、いちばんポータビリティが高いXシリーズでも、1.1kg程度あります。
ACアタプターも持っていくとなると、さらに重量は増しますね。
この「重さ」についてのデメリットを考慮した代替案としては、富士通の LIFEBOOK UH シリーズが挙げられます。
13インチのノートパソコンで、重さは700グラムを切っています。
ですが、キーボードのサイズはフルサイズ。打ちやすさも、他社製ノートパソコンとして比較してもまあまあです。
「700グラム」というと、もう、 iPad に専用キーボードをつけたときと重量はそれほど変わりません。
僕自身、短期の海外旅行のときなどに持っていくノートPCは、LIFEBOOK UH シリーズです。
今回は、おすすめのノートパソコンについて書こうと思います。
これも僕のところによく来る相談です。
「おすすめのキーボード」という相談より頻度は高いです。
「おすすめのノートパソコンを教えてください」と言われて僕が紹介したくなるのは、Lenovo の ThinkPad シリーズです。
以下の3つの理由からです。
1. キーボードが打ちやすい
2. 壊れにくい
3. 部品の交換が簡単
1. キーボードが打ちやすい
これは最大の推しポイントです。
とにかく、文字の入力がしやすいです。30年以上前からこの点に妥協がないのが ThinkPad シリーズの一貫した魅力です。
キーボード上にあるキーの大きさも重要です。
いちばん小さい13インチB5ノートの X シリーズでも、フルサイズのキーボードを搭載しています。なので、「小さいキーを窮屈な姿勢で打たなくてはならない」といったこともありません。
2. 壊れにくい
「壊れにくい」というのも重要な推しポイントです。
日常使いの道具は「修理に出して長期間使えない」といったことがあるとダメージが大きいですが、そういうリスクが少ないです。
「外出先で壊れた」となったらその日は仕事にならないですが、そういうリスクも少ないです。
3. 部品の交換が簡単
ThinkPad シリーズでは、部品の交換を自分でできるように工夫されています。
新しいノートパソコンを買うと、たいていの場合、僕は、SSDを交換して、メモリを追加実装します。
そういう作業も、精密機械用ドライバー一本ですぐにできます。部品交換の動画マニュアルを Lenovo 自身がサイトで積極的に公開しているくらいです。
一方、 ThinkPad シリーズには、弱点もあります。
以下の3つです。
1. 地味
2. 高い
3. 重い
1. 地味
弱点として、まず、地味さが挙げられます。
同型の他社製ノートPCに比べて、比較的地味です。
まず、見た目が地味です。ややゴツい。そして、色が黒い。
あと、「液晶の発色が良い」とか、そういうところは ThinkPad の売りポイントではありません。以前よりはだいぶ改善されましたが、それでもまだ地味。
いかにも、「実務用のマシン」という感じですね。
ThinkPad は、「見た目を派手にすることには金をかけず、その分実務寄りの機能に金をかけている機械」です。「むしろ、そういう雰囲気が魅力的」という方も多いです。
2. 高い
同型の他社製ノートPCに比べて、比較的値段が高いです。
とはいえ、「壊れにくい」ので、稼働率が高いですし、長期に渡って使えます。
そこまで考慮すると、これはそんなにデメリットではないかなとも思います。
余談ですが、中古市場でいつまでも古いモデルを見かけるのは ThinkPad です。
「壊れにくさ」がそういうところからも分かります。
3. 重い
同型の他社製ノートPCに比べて、比較的重い傾向があります。
これは、「自宅の中で持ち運べれば良い」という程度の利用であればそんなに問題ではないかもしれませんが、外に積極的に持ち出そうということであれば大きなデメリットかもしれません。
このメルマガの最後に、「どうしても重量重視!」という方向けの、 ThinkPad 以外の代替案を紹介します。
ということで、ThinkPad 初心者の方向けに、ThinkPad シリーズのラインナップをいくつか紹介します。
一般的な事務仕事をされるユーザ向けとしては、以下の選択肢が有力候補かなと思います。
1. Xシリーズ
2. Tシリーズ
3. Eシリーズ
各シリーズは異なるユーザーニーズを対象としています。
Xシリーズは最高のポータビリティを求めるユーザー向けです。
Tシリーズは全般的なビジネスニーズに対応するバランスの取れたモデルです。
Eシリーズはコストを重視するエントリーユーザー向けです。
1. Xシリーズ:
今回紹介する中ではいちばん小型の、B5ノートです。ディスプレイも13インチ程度。
重量1.1kgくらい。「頻繁に外に持ち出したい」という方には有力な選択肢です。
ただし、上記の「部品の交換」という意味で言うと、ちょっとやりくにいというのが難点。
2. Tシリーズ:
Xシリーズよりもパフォーマンスが高く、ちょっと大きめのモデルです。
T14とT16があります。T14だとディスプレイサイズは14インチ。T16だとディスプレイサイズは16インチ。
T14ならば、1.25kgくらいなのでギリギリ携帯性があります。
3. Eシリーズ:
エントリーモデルです。
ですが、キーボードの打ちやすさは(Tシリーズ等と比べるとやや落ちますが)健在。
携帯性重視のモデルではないので、やや重たいです。「出張のお供に」とか「外のカフェでお茶しつつ」とか、そういう使い方には不向きですが、自宅内/社内での持ち運びくらいであればどうということはない、そのくらいの重さ。
Xシリーズ、Tシリーズと比べてびっくりするくらい低価格です。
E14, E15というモデルがあります。
E14はディスプレイサイズ14インチ、E15はディスプレイサイズ15インチ。
僕のようにかなりのヘビーユーザにとっては、「Xシリーズより画面が大きい」というのはけっこう大きなメリットです。
ということで、「携帯性がある範囲でなるべく大きいものを」という理由から、最近は、T14シリーズを使っています。
なお、いちばんポータビリティが高いXシリーズでも、1.1kg程度あります。
ACアタプターも持っていくとなると、さらに重量は増しますね。
この「重さ」についてのデメリットを考慮した代替案としては、富士通の LIFEBOOK UH シリーズが挙げられます。
13インチのノートパソコンで、重さは700グラムを切っています。
ですが、キーボードのサイズはフルサイズ。打ちやすさも、他社製ノートパソコンとして比較してもまあまあです。
「700グラム」というと、もう、 iPad に専用キーボードをつけたときと重量はそれほど変わりません。
僕自身、短期の海外旅行のときなどに持っていくノートPCは、LIFEBOOK UH シリーズです。
- 今回は、ノートPC選択のポイントとして、以下の点を考慮しました。
1. キーボードのうちやすさ
2. 壊れにくさ
3. 部品の交換が簡単か
4. 見た目
5. ディスプレイの発色
6. 価格
7. 重さ
さらに、「ポータビリティ重視」、「パフォーマンス重視」、「両方とも重視しない(価格優先)」ということで、ThinkPad シリーズから3つのラインナップを紹介しました。
このように、「自分が何を重視するのか」ということを明らかにすると、その分野が得意な人に相談をするときもしやすいです。
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前回のメールマガジン「おすすめのキーボードを教えてください」
https://forum.pc5bai.com/tips/longshot/931c8e79-1fbe-4d4f-8237-7507e294542c/
Lenovo の ThinkPad 公式通販サイトを紹介します。
https://www.lenovo.com/jp/ja/c/laptops/thinkpad/
以下は、富士通の LIFEBOOK UH の紹介ページです。
https://fmv.fccl.fujitsu.com/shop/pc/note/lifebook-uh
前回のメールマガジン「おすすめのキーボードを教えてください」
https://forum.pc5bai.com/tips/longshot/931c8e79-1fbe-4d4f-8237-7507e294542c/
Lenovo の ThinkPad 公式通販サイトを紹介します。
https://www.lenovo.com/jp/ja/c/laptops/thinkpad/
以下は、富士通の LIFEBOOK UH の紹介ページです。
https://fmv.fccl.fujitsu.com/shop/pc/note/lifebook-uh
2024年11月20日 21:41
小川 慶一さん
2024年11月20日 21:28
AIユーザさん
2024年11月14日 17:04
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2024年11月13日 18:11
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