一喜すれども一憂せず

中長期的に行動を継続して大きな成果を上げるにはどうしたら良いのでしょうか。

短期間であればともかく、中長期的となると、うまくいく日だけとは限りません。
うまくいかなかった日があっても行動を中断せずに継続できるような仕組みと意識のあり方が大切です。


ポイントは、「客観的に評価可能な指標を持つこと」と、「一喜すれども一憂せず」という学習態度です。

客観指標は人の学習を助けます。

以下は、とある受講生の方の、ショートカット練習履歴の例です。

日々、所定のワークを実施後、記録をつけてもらいました。
みごとに右肩あがりの成長曲線を描いています。
およそ2週間でパソコン操作のスピードが3倍になっています。
https://forum.pc5bai.com/work/shortcut/score/theme/move/user/27a6a71b-3eb5-4727-9bf0-69f204924a71/?chart=true

ところが、よく観察してみると、必ずしも毎日のスコアが右肩あがりではなかったということもこのグラフから見て取れます。

スキルの向上とは、「毎日、昨日より良いスコアが出る」というものではないのです。

ただし、継続することで、中長期的には、誰でも右肩あがりの結果を得ることができます。
中長期的にトレーニングを継続できるかどうかが肝心です。

中長期的にトレーニングを継続するためのコツをひと言で示すならば「一喜すれども一憂せず」という学習態度です。

日々行動を継続しましょう。
そして、記録をつけましょう。その日々の行動の中で、客観的な記録をつけつつ、同時に、「良かったこと」を必ず見つけましょう。
うまく行かなかったことについては「うまく行かなかった」ということにはしっかり気づきつつも、次への糧としたならば、すぐに忘れてしまいましょう。


たとえば、以下の投稿のような感じです。
同じ方のある日の投稿からは、以下のような記述を見て取れます。
https://demo.pc5bai.com/work/shortcut/score/detail/7826/

よかったこと:
深呼吸しながらリラックスして実施できた。

改善したいこと:
AltとWindowsキーの押し間違えに注意しましょう。


このような「客観性」と「一喜すれども一憂せず」という態度が、中長期的に学習で成果を上げるためのコツです。
  • あなたが今、中長期的に継続したいと思っている学びは何でしょうか。
    その学びに、この話をどう活かせるでしょうか。
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「一喜すれども一憂せず」ということでスキル向上を楽しめるように、ショートカットについてもエクセルマクロ/Pythonなどのプログラミング言語についても、豊富な演習問題と演習実施記録アプリを用意してあります。
https://forum.pc5bai.com/work/shortcut/score/

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