「家に帰ると結局勉強しない」の解決策

認知のパターンは、時間や空間への普段の関わり方、これらへの支配の仕方を決めます。
また、これらからの影響を受けます。つまり、過去に型を決めた関わり方、支配の仕方のパターンです。

これは、その場では、「決まった手順を行い、決まった選択をくり返す」というパターンに無意識に身体を委ねている状態です。

部屋の模様替えをしたときに新鮮な感覚を抱くのは、その場での時間や空間への関わり方のこれまでのパターンが破壊され、新たに気づき、選択できる可能性を得られるからです。

この話は、「ある場にいくと、どうもいつも、うまく行動できない」といった悩みを解決するためのヒントになります。

たとえば、「今日こそは家に帰ったら勉強しようと思っていたのに、家に帰ると、いつものルーチンをこなして、結局何もしないまま寝てしまう」というようなときです。

有力な解決策のひとつは、上記のとおりです。
その場での時間や空間への関わり方を変更します。
模様替えも良いですし、そこまでの余裕がないならば、雑然とモノを置くだけの場所になっていた空間の一角を片づけるのも良いです。
せめて、意識の妨げになりそうなものを、パソコンに向かうときの視界からはずすだけでもしてみましょう。
  • うまくいかない場はありますか。
    その空間での、どんなパターンをどう替えたいでしょう。そのために、場に対してできる物理的な働きかけとして、どんなアイデアがあるでしょう。

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