休日は追いつくチャンス、平日は追いこすチャンス
この考え方は、エクセルマクロのようなある程度学習しないと役に立たないスキルについては特に有効です。
最初は、貴重な休日やオフタイムを使っての勉強が必要です。
ですが、ある程度のスキルが身についたならば、実務で活用できます。
実務でのスキル活用というのは、コスパ最高の学びの機会です。
本番データを扱いつつ、お金をもらいつつ、学ぶことができます。
そして、「あの人はエクセルマクロを書ける人だ」ということで市民権を得られれば、もうこっちのもの。
あとは、業務時間中にエクセルマクロ関係の調べ物にかなりの時間を費やしたりしていても、誰も文句は言いません。
それどころか、「おー、がんぱってるな!」と上司にうれしそうに声をかけてもらえます。
この話を整理すると、以下のとおりです。
・学習コストがそこそこ高いスキルについては、最初は、休日を使った仕込みが必要。
・とはいえ、いったんスキルが身についてしまえば、あと、「会社でお金をもらいながら学べる」状態になる。
これが、僕の言う、「休日は追いつくチャンス、平日は追いこすチャンス」です。
では、誰に追いつき、誰を追いこすのか?
たとえば、会社で、先にエクセルマクロを書けるようになった同僚です。
あなたが「まったくエクセルマクロなんて使えません」という段階にいる間は、「会社でお金をもらいながら学べる」話は、すべて、その同僚に流れてしまいます。
でも、「私もやれます」となれば、あなたも、「会社でお金をもらいながら学べる」状態になります。
その延長には、「その同僚よりもエクセルマクロが得意なあなた」の姿があります。
もっとも、同僚とも仲がよければいろいろ教えてもらえるでしょう。
その同僚よりも得意で詳しいこと、その同僚に教えてあげられることもできてくるでしょう。
友好関係を築くほうが得策かとも思います。
友好関係ができていれば「○○さんは、よいプログラムを書きますよ」と、あなたについてのよい評判を社内で広めてくれます。
- 「平日にお金をもらいながら勉強できたらオイシイな」と思えることがあるとするならば、それは何ですか。
田中 宏明
さん
からのフィードバック
2023年1月13日21:33
エクセルマクロのスキルを休日に仕込む。
ある程度スキルが身についたら実務で勉強の場が得られる。
約7年前に達人養成塾のオンライン講座を受講し、この
王道プロセスを辿ってスキルアップした自分を思い出しました。
本当にありがとうございます。
2024年11月20日 21:41
小川 慶一さん
2024年11月20日 21:28
AIユーザさん
2024年11月14日 17:04
小川 慶一さん
2024年11月13日 18:12
AIユーザさん
2024年11月13日 18:11
田中 宏明さん