「利き目」の反対で見つづけてみる

今日は、ストレスが強くてつい回避したくなる。でも、やらなければならない。
そんな行動を取りたいときに使える、意識のクリアリングの方法を紹介します。

この方法は、気になっていることが多く、気分的にがんじがらめにされているように感じられるときにも有効な手法です。

身体の使い方を少し変えるだけで、世界との慣れた関わりから離脱し、フラットな気分で物事に対処できるようになります。

たとえば、ストレスを感じる対象を、「利き目」の反対で見つづけてみます。

自分の利き目を確認する簡単な方法としては、まず、手元から少し離れたところに置いてある、何か小さなものを一点を見つめてください。
そのまま目線の途中に5円玉や50円玉などの穴の空いたコインを置きます。
そのまま、右目、左目を順に閉じます。
このとき、たとえば利き目が右ならば左目を閉じてもコインの向こうに見えていたものの配置は変わりません。
利き目が左目ならば、右目を閉じた瞬間、コインとその向こうに見えていたものの配置が大きくズレたように感じるでしょう。

この発見を元に、身体の使い方を少し変えてみます。
利き目の反対側の目で物を見てみてください。1分でもかまいません。

コツは、利き目側の頭の筋肉の力を抜き、視線を移動する時は、反対側の目から動き出すようにするようなイメージです。
「ちょっと何を言っているのか分からない」という方は、まずは、「そんな気分になってみる」というだけでも良いです。
身体の動きにより細かく気づけるようになると、より自在に身体を扱えるようになります。

10秒もすると、慣れたものを見るときにいつも感じていた慣れた感情や感覚がまったく感じられなくなることに気づくでしょう。

これが、「世界との慣れた関わりから離脱」した状態です。
これまで同じモノを見た時に感じる同じ感情、同じパターンから離脱し、フラットな気分で物事に対処できるようになります。

ストレスが強くて回避したくなるような行動を取るとき、僕は、この方法をよく使います。
この状態を2分も続けていると、心身がかなりスッキリします。

慣れたものの見かた、見え方に囚われすぎていると感じているときにもこの方法を使います。
いったん思いこみを捨てて物事にフラットに関わりたいときには、世界との過去からの接し方の慣れたパターンから離れることはとても有効です。

「利き目を使ってものごとを見る」というのも、慣れたパターンの典型例です。
この方法により、その慣れたパターンから簡単に離脱できます。
  • あなたが「過去から持つ思いこみのパターンからいったん離れてフラット関わりたい」と思っていることがあるとしたら、それは何ですか。
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