記憶の中にある地図
地図があるのとないのとで、街の同じところを歩いていても、「気づけること」、「選択肢の豊かさ」が異なります。
紙の地図、Google Map等の電子デバイスで表示できる地図があります。
しかし、それ以上に重要なのは、過去の学びや体験から得られた、「記憶の中にある地図」です。
新人さんが最初仕事で戸惑うのはその仕事についての「記憶の中にある地図」ができあがっていないからです。
成長の早い新人さんが何が違うかというと、「その仕事を習得するのに役に立つ地図」をしっかり有しているからです。
エクセルマクロの講座をやっていても、「スラスラと学べる人」、「ものすごく要領が悪い人」を見かけます。
前者は、「理系科目の学び方」とか「PCスキルの学び方」についての「良い地図」を持っている人です。
後者は、残念ながら、そうではない。
この差が、同じ講義を受けているときに「気づけること」、「選択肢の豊かさ」の差になります。
前者は、「ここは重要だな」とか、「この話のポイントはここだな」とか、そういうことに気づくことができます。
「ここであと3回練習するとモノになりそうだな...ちょっと面倒だけどやるか」と、スキル習得のための適切な選択を行うことができます。
「学び方」についての「記憶の中にある地図」、「活用の仕方」についての「記憶の中にある地図」、と、いろいろな地図があります。
- あなたが得意なことについて、周囲の人と比べてみましょう。
持っている「地図」にどんな違いがありますか。
あなたがあまり得意でないことについて、周囲の人と比べてみましょう。
持っている「地図」にどんな違いがありますか。
そして、その「地図」を補うために、どんなことができそうですか。
田中 宏明
さん
からのフィードバック
2023年1月21日8:37
同じ仕事をしながら会話がなかなか通じないと感じたとき、お互いの脳内にある「地図」が
根本原因であることに気づけば、解決方法が見つかるしれないと思いました。
2024年12月02日 13:46
小川 慶一さん
2024年12月02日 12:09
AIユーザさん
2024年12月02日 12:09
jinoseさん
2024年12月02日 10:49
小川 慶一さん
2024年12月02日 10:36
AIユーザさん