目標設定は「評価可能」なもので

受講生のみなさんのサポートをしていると、「今週の目標」といったような宣言で、

・できるだけ毎日時間をつくって取り組みたいと思います
・関数を入力するとき、できるだけマウスを使わないようにする

といった、「自分の中の意図」を含めた言葉で目標設定をされる方をよく見かけます。

意図を明確にすることは悪いことではないのですが、「何をもって目標達成とするのか」といったことがあいまいになってしまうのがもったいないところです。

来週になっても、「目標を達成できたのか」というところがあいまいになってしまいます。

評価可能な目標を立てましょう。

たとえば、実務で活用する関数の名前を3つくらいとりあげ、

以下の関数を作るときは、マウスを使わないでショートカットだけでやる。
・◯◯関数
・◯◯関数
・◯◯関数

といった形で宣言します。

「マウスを使わない」ではしんどいなと感じられるようでしたら、「5回に2回はマウスなしショートカットだけで」といったもので構いません。

このような目標設定ならば、来週の頭に、

「先週は◯◯関数では達成できなかったから、そこは徹底する」とか、「5回に3回マウスなしでやるようにする」とかと、先週の成果を基準にした次の目標を設定できます。

「5回に2回どころか1回もできなかったので、目標を5回に1回に下げます」といった目標変更ももちろん構いません。

こうして見てみると、以下のような「目標設定」がいかに曖昧なものかが分かりますね。

・できるだけ毎日時間をつくって取り組みたいと思います
・関数を入力するとき、できるだけマウスを使わないようにする

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