不完全であるということも含めて完全である

不完全であるということも含めて完全です。
不完全を受け入れた状態こそがより完全であるとも言えます。

不完全を受け入れがたいときは、「不完全を受け入れがたい」という不完全な状態も含めて完全であると気づきたいところです。


たとえば、このメールマガジンは、僕にとって不完全です。

配信頻度を今のところ週3回としていますが、これを週5回にできればより完全でしょう。
週7回にできればさらに完全です。

すべて同じ程度のクオリティと分量で書ければ、より完全でしょう。

メール配信の仕組みは僕自身がプログラミング言語Pythonで書いたものですが、全体の設計には不満です。
サーバトラブルで配信が滞ることもあります。こういう問題がなければ、より完全でしょう。


ただ、「それはムリだよなー」と思っています。


配信頻度については最初から週3回というつもりだったのでそれほど気にしていません。
「不完全を受け入れた状態」です。


クオリティと分量については、配信回によっては、自分としては受け入れがたいときもあります。
ここで、意識をより緩めて、「まあでも、仕方ないか」と思えるかどうかです。「不完全を受け入れた状態」ですね。

それが難しいときは、「あー、『仕方ない』とも思えてないんだな」と、さらに意識をゆるめて、そのことに気づきます。

それでも難しいときは、「あー、『仕方ない』と思うことすらできないんだな」と、さらに意識をゆるめて、そのことに気づきます。
これは、「『仕方ないと思うことすらできない』と思うことすらできないんだ」と...と、ここは少しくり返せます。

それでも解決しないときは、「あー、もう、どうしようもないな」と、受け入れて、この話題から離れます。


メール配信の仕組みについても同様です。
不満はあるのですが、手を入れるとなると、関連で判断するべきことが多く、また、判断のとおりに実装するとなると、集中力と時間が必要です。

「どうにかしたいけど、すぐにはどうにもならないな」という状態です。
こういうときは、自分がそこに不満を感じていることに気づき、そして、その不満も含めて人生の一部として受け入れてしまいます。
人生は不完全ですが、そこも含めて完全です。


この手続きは、自分に起きていることに気づき、より受け入れることができるようになる一連のプロセスです。
汎用的に適用可能です。
  • あなたにとって、「不完全」を受け入れがたいことは?
    それに対して、この手続きを取るという選択をしたら、どうなるでしょうか。
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