「気づき」と「選択」

前回のメルマガ「地図と手順」の話の続きです。

前回は、「地図」があって、はじめて人は「気づく」ことができるということについて書きました。

地図とは、情報です。
たとえば、エクセルであれば「画面右下の領域には、選択した範囲の数値の合計値や平均値等が表示される」といった情報が「地図」です。

そして、その「地図」を有して、はじめて人は、エクセルのウィンドウ右下にそのような表示があることに「気づく」ことができます。
その機能は、あなたがそれに気づく前からありまじた。でも、気づくことはできませんでした。気づくことができない以上、そこには何もないのと同じです。

しかし、「気づく」ことによって、エクセルのその機能を利用することが、その人にとって選択可能になります。

つまり、「気づく」ことは、「選択可能」になるための前段階ということです。

人は、「気づいていることについてのみ、選択が可能である」とも言えます。


今のはエクセルを例にした話ですが、この「気づき」と「選択」の関係は、エクセルだけのことではありません。
人間関係で起きていること、自分自身の取り扱いのことについても、同様です。
  • 半ば無意識にスルーしていたこと、半ば無意識に過剰に行っていたことがあるかもしれません。
    そのことに改めて意識を向けたとき、どんな「気づき」があるでしょうか。そして、その「気づき」から、どんな「新しい選択」ができそうでしょうか。
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「 [心理学パート]イヤでも身体から力が抜けて仕事が楽になるワークショップ」は、「気づく」ということについて丁寧に取り扱っているワークショップです。
https://forum.pc5bai.com/lesson/course/46/

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