10分のインターバル

10分のインターバルを作ると、短期記憶が長期記憶に変わります。

「今知ったばかりの、知らないこと」が、「前から知っていたこと」に変わります。

高度な知識を相手に伝達するときには、この「10分のインターバル」がとても重要です。

「さっきから、知らないことばかりで、さらにその組み合わせや応用編の話...もうしんどい...」という様子を相手が示しはじめたら「では、ここで10分休憩しましょう」と提案します。
「10分間、ずっとこの件について考えていてください」といった要望は出しません。
好きにしてもらいます。

情報伝達の再開にあたっては、軽く復習をします。
すると、相手は、「あー、それ、前から知っている話です」というような反応に変わります。
続きの話も、かなりすんなり入るようになります。

短期記憶だった知識が、一部でも、長期記憶に移行したからです。

エクセルマクロやPythonなどのプログラミングの講座でも僕がよく使っている手法です。
  • これは、「誰かに何かを教えるとき」だけでなく、独学でも活かせる方法です。
    また、知識的なものだけでなく、身体的なトレーニングでも活かせる方法です。
    あなたのどんな学びにこの話が活かせそうでしょうか。
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これは、ショートカット講座「イヤでもWindowsとエクセルの操作が早くなるワークショップ」の、以下の動画でしている話です。
https://forum.pc5bai.com/lesson/page/414/

この講座では、「ショートカット」というパソコン操作のスピードを5倍にできるスキルを学びます。
その過程で、「効率的な学習法とはどういうものか」ということを学びます。

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