情報は「流しそうめん」

情報を素早く取り入れる能力は、現代社会では非常に価値あるスキルです。
しかし同時に、情報を素早く取り入れようと過剰に意識するあまり、本来の自分を見失ってしまうようなこともあります。

情報というのは、私たちの周りに絶えず流れている「流しそうめん」のようなものだと思ってみてください。

我々がこの情報の流れに対して一定の関心を持ち、頭脳を箸に見立てて常に構えているならば、次々とやってくる情報の塊を見逃すことなくキャッチしていくことができます。
そのため、新たな知識や視点を得るためには、ある程度、情報に対してアンテナを張り続ける必要があります。

しかしながら、すべての流れるそうめんを無理につかもうとする必要はありません。
情報過多の時代では、全てを追いかけようとすると疲弊してしまいます。
箸を動かしすぎて疲れたときは、ほっと手を休めることも大切です。ペースを落とすこともできます。
すべての情報をキャッチしようとする必要はなく、必要な時に必要な情報を取るという、適度な距離感が重要なのです。

その上で、何を捉えるかは自分次第です。
新しい情報は止まることなく流れてきます。
もし何かを見逃したとしても気にする必要はありません。
新しい、そしてアップデートされた情報が常に供給されています。

情報とのつき合い方では、流しそうめんに箸を差し込むように、適度な緊張感を保ちつつも、自分自身のペースで、自分が必要とするものを取り続けるという心構えが求められます。
  • あなたにとって「気にしすぎ」といえるほど過剰に気にしている情報はないでしょうか。
    その情報から自分のペースを取り戻すために、どういうことができそうでしょうか。

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