「デバッグモード」で心身を動かす

前回、「思考のデバッグ、行動のデバッグ」ということで、自分自身の中で自動実行されているプログラムを見つけだし、それを修正するための基本的な考え方について書きました。

ところで、プログラムの実行方法には、「通常モードでの実行」と「デバッグモードでの実行」とがあります。

自分の挙動を観察しながら行動するのは、「デバッグモードでの実行」です。
「通常モードでの実行」とは、そんな観察などせず、慣れたことを慣れた方法で行うこと。

自分の挙動を観察しながら行動する「デバッグモード」になるには、瞑想が効果的です。
瞑想には、人の中で普段から自動的に動作している様々なプログラムをいったん停止させる効果があります。

慣れない方には、「今、何に気づいていますか」という問いをゆっくりくりかえしながら時間を過ごすこともおすすめです。
自分の体内に起きていること、外界に起きていること、思考領域に起きていることに、ゆっくり気づきます。すぐに気づこうとしたがる意図をいったん傍に置いて、ただ、ゆっくりやってみてください。

深く問いかけ、深いところから返ってくる回答が身体をめぐるのをゆっくり味わうような感覚で行うと良いです。
  • まずは、ゆっくりと、深く呼吸をしながら、2分やってみてください。
    その前後での心身の変化を観察してみてください。
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