以降のリクエストでは、クライアントは、そのサーバから受け取ったクッキーをすべて送信するという決まりになっています。
Cookie には、有効期限を設定することもできます。
Cookie は、サーバがクライアントを識別するための情報として使われることがあります。
その仕組みをより発展させたものが Session です。
たとえば、 Django の通常の実装では、 Cookie に紐づけた Session 情報を内部で持ち、その Session の値とユーザを関連づけています。
これにより、ブラウザでログイン中のユーザを識別できます。
Django の通常の実装では、 Session 情報に、ユーザ以外の情報も紐付けられます。
なので、 set_cookie でクッキーを設定することも可能ではありますが、 Django の セッションに新しいキーと値を追加するほうが簡単です。
なお、 Django の Session には、有効期限があります。
デフォルトでは、有効期限は2週間です。
ブラウザでのあるサイトへのログイン時に「ログイン情報を保存する」にチェックを入れてログインしても、2週間以上そのブラウザでそのサイトに接続しないと、再びログインを求められることがあります。
それは、 Session の有効期限が切れたからです。
(講師の小川が風邪気味なので聞き苦しいことがあります)
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